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どんなワクチンでも副反応が起こる可能性があります。
多くは接種後数日以内に回復していますが、接種後に気になる症状があったら以下のことを参考にご覧いただき、かかりつけ医に相談しましょう。
注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛みなどが見られることがあります。
発現割合 | コミナティ(ファイザー社) | モデルナ(武田薬品) |
---|---|---|
50%以上 | 接種部位の痛み、疲労、頭痛 | 接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛 |
10から50% | 筋肉痛、悪寒、関節痛、下痢、発熱、接種部位の腫れ | 関節痛、悪寒、吐き気、嘔吐、リンパ節症、発熱、接種部位の腫れ、発赤、紅斑 |
1から10% | 吐き気、嘔吐 | 接種後7日以降の接種部位の痛みや腫れ、紅斑 |
また、まれな頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生したことが報告されています。
もし、アナフィラキシーが起きた時には、接種会場や医療機関ですぐに治療を行います。
副反応疑い報告は、ワクチンの接種後に現れた症状を報告するものであり、ワクチン接種との因果関係が不明なものについても報告が行われます。
報告事例には、偶発的なものや他の原因によるものなど、ワクチン接種と関係がないものも含まれる可能性がありますが、透明性向上のため、こうした事例を含めて公表しています。
第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部安全対策調査会(令和5年3月10日)の資料によりますと、各ワクチンの副反応疑い報告において、令和5年1月22日までに新型コロナワクチン接種後に医療機関または製造販売業者から死亡として報告された件数は、コミナティ筋注(ファイザー社製)が1782件、スパイクバックス筋注(モデルナ社製)が215件、ヌバキソビット筋注(武田社製)が1件、コミナティ筋注(5~11歳用ファイザー社製)が3件となっています。
なお、1月22日までに報告された総件数のうち、各ワクチンの接種と死亡との因果関係が否定できないと国で認定(評価)された件数は1件、ワクチンと死亡との因果関係が認められない件数は11件、情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できない件数は1989件となっています。
「新型コロナワクチンの副反応疑い報告について」のページへのリンク<外部リンク>
「新型コロナワクチンQ&A ワクチンの安全性と副反応」のページへのリンク<外部リンク>
「新型コロナワクチンの有効性・安全性について」のページへのリンク<外部リンク>
ファイザー社、武田/モデルナ社のワクチン接種後の副反応への対応方法は、こちらのチラシ及び厚生労働省のホームページをご覧ください。
厚生労働省チラシ:「新型コロナワクチン接種後の副反応への対応方法」 (PDF:232.5KB)
厚生労働省ホームページ:「新型コロナワクチンの副反応について」<外部リンク>
接種後の副反応など新型コロナワクチンに係る医学的見地が必要となる専門的な相談
予約変更やワクチン接種に関する一般的な相談窓口
予防接種の副反応による健康被害は、極めて稀ですが、不可避的に生ずるものですので、接種に係る過失の有無にかかわらず、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方を迅速に救済するものです。
くわしくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。
厚生労働省「予防接種健康被害救済制度」のページへのリンク<外部リンク>
島本町ふれあいセンター すこやか推進課