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5月25日(水曜日)に第2回の学校園所視察を行いました。
この視察は、教育委員及び教育委員会職員が学校園所を訪問し、学校園所長と経営方針等について協議を行うものです。
この日は午前中に第二保育所、第一小学校、午後に第四小学校を訪問しました。
「こんなとこに白いお花が咲いてる!」……保育所を訪れた時、こんな声が聞こえてきました。
ひっそりとつつましやかに咲いている花を見つけて、飽くことなく眺めている子どもたち。
ドクダミです。そのたたずまいにどこか“凄みのある艶やかさ”を感じてしまうのは日陰に白く咲くからなのか、その名前の響きからか……。
ドクダミは薬効が多岐に渡り、お茶としても使われますね。
子どもたちにとっては、草むらに咲く小さな花々もしっかり鑑賞対象です。
「カラスノエンドウ」「ヒメオドリコソウ」「ヒメジョオン」「シロツメクサ」etc.を摘んではブーケにする子どもたちも。
第二保育所での協議では、所長、副所長より「職員間でしっかりコミュニケーションがとれている」「子どもと一緒に育っていきたい」「地域・役場と連携しての保育を」という言葉をいただき嬉しくなりました。
小学校でも30分程度の参観の後、現在の状況、今年度の経営方針、課題及び重点目標について学校長と協議を行いました。
第一小学校、第四小学校ともに人権教育にも重点をおきながら教科教育を進めていくとのこと。
各教室の授業風景では、各教科で言語活動も意識的に取り入れている様子が伝わってきました。
ある教室の算数の授業では、思考の過程を数式で表すだけでなく、言葉で一生懸命に説明する子どもたちの様子が印象的でした。
また、家庭科室では調理実習中。
子どもたちはもちろんですが、指導している担任も2年ぶりの実習に嬉しそう。
コロナ禍以来制限されていた学習活動が、今後徐々に再開できるといいですね。
今回の訪問でも、各校園所ともに落ち着いた環境の中で、それぞれの遊びや学びに生き生きと取り組む子どもたちの姿が見られました。
(中村りか)