本文
第一中学校を訪れる機会がありました。
今年度の取組のキーワードは「SDGs」「自学自習力」。
西田敦子校長先生にお話を伺いました。
「すべての教育活動をSDGsの17の目標と関連させ、テーマを統合するなどして一貫性を持たせたい」
「自学自習力は総合的な学習の目標と大きく関連すると考える。『探求』する力を養えるよう、教育課程の中で常に総合的な学習の目標を意識し、各教科の目標と連携して取り組みたい」
校内のあちこちに、そして各教室にもSDGsに関わる掲示がされています。
SDGsには17の目標があります。
各教室には目標が描かれた17枚のカードが配られていて、授業の最初に黒板に掲示されることもあるそうです。
各教科、総合的な学習等、本時の学びが17のどの項目に繋がるのか意識されるように。
委員会活動においても同様。活動の目標や内容とともに、それがどの項目に関連するのか番号も示された掲示物がありました。
教師主導ではなく、「自分事」として捉えられるよう生徒を巻き込みたい、とのこと。
そのための方策の一つが生徒会と共に取り組むSDGs。
また、 岡山・鳥取方面への修学旅行(6月9日~6月11日)でも、SDGsに取り組んでいる企業見学が予定されています。
教育活動全般において「自分で課題を設定し探求する」力が求められています。
SDGsの取組は、そのような学びの力の育成とともに「真の豊かさとは何か」について考えることにも繋がるでしょう。
そして自らの学びや経験が、社会貢献や世界の課題にも目を向ける等、視野の広がりに繋がることも期待しています。
(中村りか)