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7月22日(金)、14時より第三小学校において「令和4年度 第3回みづまろキッズプラン策定委員会」が開催されました。
開始前に、教育委員会教育推進課の担当が会場の後ろに様々なグッズを並べて何やら準備中。
会の後半に教材研究も兼ねて参加者で「磁石遊び」を予定しているので、それに向けて事前に必要な材料を用意しているところです。
前回同様、まずビデオカンファレンスから始まりました。
1年生の「ものの溶け方遊び」の授業(7月15日実施)の様子が映像で流されます。
学習活動を分析しながらの講師のお話をうかがうとともに、参加者の意見交換が行われます。
本授業の目標は「様々な物質と水との溶け方や混ざり方を楽しみ、溶解することの不思議さに触れる」
以下の材料から一つを選び、コップに入れて観察。
*角砂糖 *:アップルティーパウダー *重曹
*ごま塩 *麩 *茶葉 *片栗粉
子どもたちは、気づいたことをどんどん言い始めます。
「発表しましょう、話し合いましょう」と指示を出さなくても、気づいたこと、自分なりの発見は自然に人に伝えたくなるものなんですね。
以下は、本授業を実践した1年生担任からのコメントです。
*「自分で取り組んでいる」ということが、子どもの活動意欲に繋がっている。
*子どもへの声かけで意識したことは「何を入れてこうなったの?」「もう1回やってみてくれる?」等で、「再現性」を理解することに繋げた。
*個別最適な学びの追究のためには、個の学びに寄り添うことが大切であると改めて実感した。みづまろ(かがく遊び)の視点を、他の教科学習でも積極的に取り入れたいと思う。
本委員会が、子どもが本来持っている好奇心や探究心、自主性を大切に伸ばしていく保育・教育に寄与できるよう今後も研鑽を重ねていきたいと思います。
ビデオカンファレンスの後は、保・幼・小の職員が混ざったグループで意見や感想の交流タイム。
職種を越えて「つながり」を持つ場や時間が、連続性のある子どもの学びに繋がっていくのだと思います。
委員会の後半は第四保育所から保育実践についての報告がありました。
その内容については、また後日紹介します。
(中村りか)