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第3回みづまろキッズプラン策定委員会の後半は、第四保育所の保育実践報告でした。
保育所長からの報告内容は、異年齢グループ(3,4,5歳児)による「川作り」「おもちゃ作り」
雨どいを使っての川作り。
子どもたちは、タイヤや築山を利用して傾斜をつけることや、流す水の量によって流れが変わることに気づいていったそうです。
また、プールで使うおもちゃを作ろうということで始まった遊びは、ペットボトルのフタに「粘土」「小石」「砂と小石」の3パターンを入れる「おもちゃ作り」に発展。
子どもたちは、「沈む」ものと「沈まない」ものを比較しながら遊んだそうです。
その結果一つの疑問が、、、。
「石はそのまま入れると沈むが、ペットボトルのフタに入れると浮く。「???なんで???」
報告後、小学校の教職員から「異年齢グループになっているのはどうして?」「活動がステップアップするときの大人の関わり方は?」という質問が出されました。
昨年度「みづまろキッズプラン策定委員会」が発足されるまでは、幼児と小学校児童のイベント交流はありましたが、保・幼・小の保育士、教職員同士が対話、特に保育内容や教育内容について対話を重ねる場はほとんどありませんでした。
保・幼・小それぞれが互いの違いを見つめ合い、互いの良さを取り入れることで双方ともに保育や教育の視野が広がり、ひいては学力向上、指導方法の改善、更なる指導力の向上にもつながるのではないでしょうか。
今年度、保育所、幼稚園で「思考の芽生え」を意識した取組も始められています。
最後に、第一幼稚園の「一幼便り(7月号)」を紹介します。
(中村りか)
~一幼だより(7月号)より抜粋~
しゃぼん玉、色水、泥遊びなどじっくりと物と関わる遊びから、プール遊びのように全身を使った遊びへと遊びが変わっていきます。プールの水を使った浮き沈み、空気を見る(感じる)、水に映る光の屈折など、実際に体験して遊んでいけるようなことを準備中です。どんな風に遊びが広がっていくのか想像しただけでワクワクします。『不思議だな』『なぜだろう?』と思うことをたくさん体験し、記憶に残る遊びになればいいなと思っています。