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8月1日(月)~5日(金)、ふれあいセンター3階第4学習室にて「将棋教室」が開催されました。
実に3年ぶりの開催ということで、集まってきた子どもたちも嬉しそう。
参加対象は5歳~18歳。「中将棋」を目当てにきた高校生もいました。
初めて将棋の駒に触れる子どもたちもいましたが、先生が「駒の動かし方」から、わかりやすく指導してくださっていました。
また、就学前の子どもたちには、まずは「どうぶつ将棋」から。
「どうぶつ将棋」は駒は4種類で3×4マスです。
部屋の後方では「中将棋教室」が開かれていました。
「中将棋」は公家社会で流行した将棋で、駒の種類も多くて動きもダイナミック。
キリンやゾウ、トラ、ヒョウ、シシ等、動物がたくさん出てきます。
また、相手から取った駒は使えません。「公家の将棋」とも呼ばれているとか。
9月4日(日)には小・中学生対象の「将棋大会」も開催予定。ふるってご参加ください。
(「広報しまもと」8月号に開催のお知らせが記載されています)
島本町「水無瀬駒」による地域活性化事業実行委員会の皆さん、ありがとうございました。
(中村りか)
~生涯学習課「将棋教室」担当よりメッセージ~
島本町の水無瀬神宮には「水無瀬駒」と呼ばれる将棋の駒が伝わっています。約400年前に水無瀬神宮を守る公家、水無瀬家によって作られた水無瀬駒は、駒に記された風格のある文字が天皇や公家、大名などに好まれ、当時、贈答品として流行しました。
生涯学習課では、水無瀬駒のふるさと島本で将棋に親しむ機会を提供するため、将棋教室を開催しています。
教室では、世間一般に知られている「将棋」と、駒の数が多く公家社会で流行した「中将棋」について、初心者から経験者まで幅広く楽しむことができます。
この機会に教室にご参加いただき、教室で学んだ成果をぜひ大会で発揮してください!
(令和4年9月4日(日)に「第11回 水無瀬駒のふるさと 小・中学生将棋大会」を開催します。詳しくは町ホームページをご覧ください)