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9月21日(水)、14時より第二保育所において「令和4年度 第6回みづまろキッズプラン策定委員会」が開催されました。
この日は、講師の大阪大谷大学 小谷卓也先生による「浮き沈み遊び(5歳児対象)」を参観しました。
事前準備として教育委員会が環境設定。
一人1セットの「浮き沈み遊び」の材料を用意しました。
(水の入った水槽と様々な小物)
お部屋の前方に子どもたちを集め、小谷先生が「鉛筆」「消しゴム」を水に入れるところを見せながら子どもたちの興味を引きます。
今度は自分で実際にやってみよう、ということで子どもたちは自分の「浮き沈みセット」へ。
こどもたちに用意した材料は以下の通り。
活動前半 浮くもの⇒スーパーボール、積み木、スポンジ
沈むもの⇒ビー玉、クリップ、洗濯ばさみ
活動後半 浮くもの⇒ピーマン、玉ネギ、バナナ、カボチャ、キャベツ
沈むもの⇒ミニトマト、人参、ジャガイモ
子どもたちは飽くことなく、次々に材料を水に入れて様子を観察したり、浮き沈みからさらに遊びを発展させたり……。
子どもたちの集中力が凄い!
「モノ」と向き合う時間、それは考え想像する時間。 自由保育では、なかなか生まれない時間です。
ビー玉とスーパーボールを比較(似たものどうしの比較)している子どももいました。
このような経験を通して、「比較」という思考スキルが身についていくのでしょう。
しばらくするとお昼寝から目覚めた4歳児さんたちがやってきて、「自分たちもしたい!」
11月には、「浮き沈み遊び」を小学校低学年でも実施する予定です。
小学校では子どもたちの興味関心を途中で止めることのないよう、2時間続きの生活科としての実施が実現できればいいと思います。
(中村りか)