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第一幼稚園では、今年度「みづまろキッズプラン」で「かがく遊び」について全職員で話し合い、年間を通して「かがく遊び」を実施することに……。
今回は、その中より「磁石遊び」から発展して子どもたちが新たに生みだした遊びを紹介します。
「磁石遊び」で様々なものを対象に磁石がつくかどうか確かめた後、次のような磁石の特性を発見した子どもたち。
「磁石同士で反発するものもある」「ものをはさんでも磁石は働く」「磁石についたものは磁石になる」
上のような特性をいかして、子どもたちは「蟻の巣の迷路づくり」「電車づくり」をはじめました。
左の写真は、段ボールの裏から磁石を操作して蟻を動かしているところです。
右の写真は、極によっては反発し合う磁石の特性をいかして、リモコンと電車に磁石を貼って遠隔操作しているところ。
「ものや現象の性質、しくみを知る」→「遊びだす」→「どんな遊びに使えるか考えだす」
このような流れで遊びや作品が生まれたそうです。
子どもたちが「遊び込む」ことで、その経験が「遊びを工夫する」ことにつながるのでしょう。
さらに工夫した遊びが他の活動に組み込まれる等、更なる発展も期待できますね。
例えば、生活発表会や劇遊び等で考えた遊びが活用されるetc.
ちなみに、子どもたちがつくった電車は作品展に出展されるそうです。
(中村りか)