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11月21日(月)に、大阪府人権教育研究協議会「ともに学び ともに育つ」教育専門委員会の公開授業が第三小学校で行われました。
2年生の音楽科の授業。他市からの教職員も多数参観に来られていました。
人権教育の視点も入った教科の授業で、指導案には音楽科の目標の他に集団づくりの目標も掲げられていました。
ペアで、そしてグループでリズムを創っていく活動。
子どもたちは友だちと話し合いながら音やリズムを創ることを楽しみ、それを伸びやかに表現していました。
第三小学校では、学校全体として一人ひとりの「もちあじ」を大切にしようという目標があります。
この授業に込められた担任の思いは……。
「音もリズムも『もちあじ』と一緒で様々な表現があって良い。一人ひとりがそれぞれの形で自己表現できるように、また友だちの表現を受け止められるようにしたい」
授業後の研究協議では、佛教大学の堀家由妃代先生を講師としてお招きし指導助言をいただきました。
「子どもたちの対等な関わりを生み出すために大切にしたいことは何か」
「共生社会につながる、どもに学ぶ子どもたちの姿とは」
上の2点を全体討議の課題とし、授業の感想も含めて参加者の活発な意見交換がなされました。
(中村りか)
島本町人権教育研究協議会 会長のコメントを抜粋して紹介します。
*今日の授業は大人の関与が少ない、一人ひとりがいかされた子ども主体の授業だったと思います。
*活動が充実し、子どもたちは話し合う時間、意見を調整する場面が多くありました。音楽を通して「ともに学び ともに育つ」教育が展開されていました。
*子どもたち同士が対等であること、その体験、場面を日常生活の中で積み重ねていくことが大切
*我々教職員は、安心できる教育環境を整えるために常に耕し種を蒔くことが大切