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令和3年度から本町において主要施策として取り組む「みづまろキッズプラン」。
本プランは、保育所・幼稚園と小学校の学びをつなぎ、主体的に考える力、他者を尊重する力、多様な人と対話して合意形成を図る力等の「見えない学力」を育てることを目標としております。
*見えない学力⇒社会性、コミュニケーション能力等、IQや学力テストで計測されない学力
8月2日(月曜日)、14時より第一幼稚園において本プランのカリキュラムを策定するため、「第1回 みづまろキッズプラン策定研修会」を行いました。
本研修会は保育所、幼稚園、小学校の教職員で構成されており、協働でアプローチカリキュラム、スタートカリキュラムを策定します。
*アプローチカリキュラム⇒幼児の興味・関心や気持ちを大切にした学びと育ちが小学校生活で生かされるように工夫された幼児期のカリキュラム
*スタートカリキュラム⇒幼児期の遊びや生活を通した学びと育ちが発揮され、主体的に自己を表現する学びにつながるように工夫された小学校低学年の教科横断的カリキュラム
今後定期的に研修を行いますが、その際、長年保幼小連携、接続について研究されている大阪大谷大学の小谷卓也教授をお招きし、指導助言いただきます。第2回以降は、実際に保育所、幼稚園での遊びを通して「思考力の芽生え」及び「思考力の育成」について協議します。
保育所・幼稚園・小学校と校種を越え、互いの共通点や相違点について熱心に話し込む保育士・教職員の姿が印象的でした。このような「つながり」をもつ場や時間が、子どもの学びを連続性のあるものにしていくと思います。
具体的な遊びや協議内容については、またお知らせしてまいります。