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第三小学校の新A棟、そして新校舎での授業の様子を視察に行ったときのこと。
6年生が、ビーカーを持っていそいそと理科室に入っていきます。池の水をすくってきたとのこと。
新しい理科室での授業風景。
プランクトンを顕微鏡で観察することが本時の授業内容。理科担当が自ら作成したワークシートのイラストがステキです。
精密に描かれたプランクトンたち。生物愛が伝わってきますね。
私も顕微鏡をのぞかせてもらいました。すると……、竜のような体をクネクネくねらせている生き物が眼前に! 驚きました。しかも、「何か食べてる!」
プランクトンにはケイ藻などの植物プランクトンとミジンコなどの動物プランクトンがいます。子どもたちは喜々として顕微鏡をのぞきこんでいましたが、もう一人「ミクロワールド」を楽しんでいる大人が……
理科担当です。机間支援をしながら、子どもたちと一緒にミクロの世界に驚き、感動し、心底楽しんでいるよう。
指導者のそのような姿勢は、子どもたちの興味・関心を引き出す大きな要素だと思います。好奇心あふれる教室に、ステキな授業……嬉しくなりました。
(中村りか)