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教育長ブログ ~心にも栄養を~

ページID:001771 更新日:2021年12月16日更新 印刷ページ表示

 10月27日は「読書の日」
 そして10月27日~11月9日の2週間は「読書週間」です。この時期、町立図書館でも様々なイベントが開催されています。

 日々の図書館業務、イベント企画・運営を担っている図書館勤務職員や司書さんたちの開館前の風景です。
 ブックポストに返却された本を4F図書館へ運びます。

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 10時の開館に向けて、きれいに本を整理したり並べ替えたり。感染防止対策として消毒作業もしっかり行います。

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 新聞の入れ替え作業

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 宮城県の気仙沼図書館は震災後、3週間で復活したそうです。図書館の司書さんは「こんな時だからこそ図書館なんだ」と、次のように語られたとか。「子どもたちの心に災害の悲惨な記憶だけを残したくない。ふと手にした本の1行に救われた記憶。もやもやを表す言葉に出会った記憶。そういうものこそ残してあげたい。今出会う本が一生の支えになるかもしれないから」

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 200万人近い犠牲が出たカンボジアのポルポト政権下。内戦で荒廃した状況の中、親を殺され強制労働に駆り出され、泣くことも忘れた様子の子どもたちに「心にも栄養を届けよう」と図書館をつくることに尽力した方々もおられました。

 図書館の歴史は古く、古代エジプトにもあったそうです。図書館は「魂の治療所」とも呼ばれていたとか。時が流れ、国が違っても、そして現在世界が遭遇しているコロナ禍の状況にあっても、図書館に求められるものは同じように思います。

(中村りか)

          
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