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このたびの緊急事態宣言が出される前日(4/24)、町立図書館を訪れました。
感染症予防対策として、入館時の消毒、そして館内数か所にも消毒液が置かれています。貸出業務のコーナーにはパーテーションも。
また、館長さんによると、戸外(ベランダ)での「おはなし会」も考案中だそうです。(昨年秋にも実施されたとか)
この日は、「しまもとおはなしの会」の方々による「はるのおはなし会」が開催されていました。感染症対策で少し席を離して。手遊びやエプロンシアターも取り入れてのプログラムに、たくさんの笑顔が見られます。(通常30分ですが、今は15分に短縮されています)
「おはなし会」は毎週土曜日11時00分~開催されています。
あたたかい語りとともに、心地よい非日常の静かな時間がゆったりと流れる「おはなし会」。「読み聞かせ」は人と人とのコミュニケーションの場でもあります。
語り手は声、表情、身ぶり等、身体全てを使って物語の世界を表現します。その世界の中で、他者に変身する楽しみや遠いところへ旅する喜びを通して、子どもたちの心は豊かでのびやかになっていくのだろうと思います。
日常から少し離れた時間と空間。本を介して親子で、また図書館職員と地域の方々が談笑する姿を目にして、気兼ねなく交流できる日常が早く戻ることを願いました。
(中村 りか)