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教育長ブログ ~豆を触る 四保ver.~

ページID:001791 更新日:2021年12月16日更新 印刷ページ表示

 以前第二保育所で「豆を触る」体験、そしてそこから発展した活動を紹介しました。5月26日(水曜日)に第四保育所でも「豆を触る」体験が実施されました。(3~5歳児の異年齢クラス対象)

四保 ゲストティーチャー
 今回も教育委員会の職員(管理栄養士)がゲストティーチャーとして参加。管理栄養士の「これは何の豆でしょう?」の問いかけに、子どもたちから様々な豆の名前が挙げられます。子どもたちが、たくさんの豆の種類を知っていることに驚きました。家庭でも話題にされているのかもしれませんね。

 保育士の「今日は豆をむいてみます。」の言葉に「よっしゃ~!」の声。
 そら豆、えんどう豆、えだ豆の3種類の豆のさやを喜々としてむきだす子どもたち。3種並べて大きさ比べも始まります。

豆を剥く豆
 あるクラスでは子どもたちから次のような???が。
 「大豆ってどうしたら、しゃばしゃばの醤油になるの?」
 管理栄養士が、「麹や塩が変身させてくれるんだよ」と答えていました。その他、こんな質問も。
 「豆は白くないでしょ。でも、どうして豆腐は白いの?」
 「カラスノエンドウも中に小さな豆が入ってるけど、あれは食べられるの?」

豆を触る
 カラスノエンドウの小さな豆も食べられるそうです。また、「豆腐問題」については「豆を煮こんでそこから出てきた汁を使う」という管理栄養士の話に、保育士が「今度煮込んでみようか」と。

 子どもたちの反応から次の活動へ発展していきます。活動を通して、「見る・聞く・触れる・嗅ぐ・味わう」感覚の働きを豊かに駆使しながら、形・色・大きさ・量等の物の性質や仕組みに気づいていく……。そのような体験の積み重ねが小学校以降の教育にもつながっていくと思います。

 就学前の「遊びを通しての学び」。
 それが学校教育でどのように引き継がれていくのか。保・幼・小の職員がお互いにさらに保育、教育の内容を理解し合い、学び合う機会が設定できたらと思います。

図書コーナーの画像1図書コーナーの画像2四保プールの画像1四保プールの画像2
 第四保育所のステキなスペース。
 玄関に入ってすぐの右側に奥まった図書コーナーがあります。お迎えに来られた時、お子さんと絵本でほっこりできる空間にもなりますね。
 また屋上には組立式プールもあります。シーズン以外は収納できるので、子どもたちが芝の上で遊べる場所にもなります。

 ところで……以前のブログで「比喩表現って何歳くらいから使われ始めるんだろう?」と書いたところ、第二保育所長に教えていただきました。2歳からもう使われるそうです。青い絵の具を筆で自分の手に塗って「青おにやぁ~」と楽しんでいたとか。何でも子どもたちお気に入りの鬼のおはなしがあるそうで、鬼は子どもたちにとって身近なもののようです。

(中村りか)

          
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