本文
令和6年10月1日(火曜日)から令和6年12月1日(日曜日)
(毎週月曜日休館、月曜日が祝日の場合は、翌日が休館)
★開館時間 午前9時30分から午後5時まで(最終入館は午後4時30分)
令和6年6月10日(月曜日)から令和6年9月12日(金曜日)に実施した広瀬遺跡の発掘調査において、溝跡などの遺構を確認しました。この溝跡の中から、奈良時代後半から平安時代初頭のものと考えられる土器が多く出土し、その当時、調査地周辺地域において人々が活発に活動したことがわかりました。
出土した土器の中には、「宮」と墨で書かれた土器が見つかりました。残念ながら、この「宮」という文字が何を表しているのか、発掘調査で見つかった遺構とどのような関係があるのかなどということは、発掘調査実施中には判明いたしませんでした。そのため、現地説明会などは実施いたしませんでしたが、文字の意味が判明すれば、その当時の本町域の歴史を解明する大きな手掛かりとなる可能性があります。
現在、発掘調査終了後の遺構図面の検討作業、遺物の整理作業・分析作業などを実施しているところであり、今後、年代・解釈などが変わる可能性がありますが、速報として展示し、ご紹介いたします。