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平和と人権について考えよう
戦争は、人びとから生命、からだや心の健康、大切な家族、おだやか生活など、さまざまなものを奪う最大の人権侵害です。
人権が尊重されることにより平和が守られ、平和であることにより人権が守られます。つまり、平和と人権には密接な関係があります。
島本町は、核兵器をなくすことと平和がつづくことの実現を強く求める立場から、昭和62年(1987年)に「核兵器廃絶・平和都市」となることを宣言しました。
私たちのまちの将来をになう子どもたちの未来が、永遠に戦争のない平和な社会で、豊かな暮らしができるよう、その実現に向けて努力を重ねています。
終戦の日
第二次世界大戦は1945年(昭和20年)8月15日に終戦しました。
毎年8月15日は終戦の日です。
二度と同じあやまちをくり返さないためにも、終戦の日を機会として、平和のたいせつさを子どもたちに語りついでいきましょう。
数字で見る第二次世界大戦の被害
身近な数字と比べてみてください。例えば、島本町の人口は約3万人です。次にあげる被害者には、それぞれに自分自身の人生、家族、社会のつながりがあったことを考えてみてください。
- 戦没者は約310万人
- 軍人などの死者は約230万人
- 軍人などのうち、遺骨としても帰国できていない人は約112万4千人
- 国内外の民間邦人の死者は約80万人
- 大阪空襲による死者、行方不明者は約1万5千人
(注意)戦没者数と内訳は厚生省(当時)資料による。未帰還遺骨概数は厚生労働省令和2年6月末現在の資料による。
大阪空襲の死者はピースおおさかホームページによる。なお、いずれも戦後の混乱により統計には諸説ある。
核兵器廃絶・平和都市宣言
島本町は昭和62年に議会決議により「核兵器廃絶・平和都市」宣言をしています。宣言のくわしい内容は、下の「核兵器廃絶・平和都市宣言」のページへのリンクから確認できます。
日本は、世界で唯一の被爆国です。
数字で見る原爆による被害
身近な数字と比べてみてください。次にあげる被害者は、それぞれに自分自身の人生、家族、社会のつながりがあったにもかかわらず、原爆投下により一瞬にして命を奪われました。また、これらの死者以外にも、今なお原爆の後遺症に苦しむ方々がおられることを考えてみてください。
- 広島への投下による死者は約14万人
- 長崎への投下による死者は約7万人
(注意) いずれも、広島市および長崎市のホームページによる。なお、いずれも戦後の混乱により統計には諸説ある。