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若山神社は古くから、島本町の旧広瀬村・東大寺村・桜井村、高槻市の旧神内村の氏神として厚い信仰をあつめてきました。また、神社には町指定文化財である「神像 (伝 聖徳太子七歳像)」「若山神社 絵馬」をはじめ、様々な社宝があります。
企画展では、四村の氏神である若山神社の所蔵文化財や近年復興した例祭神輿渡御行列などを紹介します。
★展示期間=令和7年10月22日(水曜日)から12月7日(日曜日)
※展示替えのため、10月21(火曜日)・12月9日(火曜日)は休館します
★開館時間=午前9時30分 から午後5時まで
(最終入館は午後4時30分)
定員/各回100名 当日受付 費用/無料
★11月1日(土曜日) 午後1時30分より(受付午後1時)
・島本の神様の話 -若山神社の祭礼の今昔-
講師 粟辻 卓氏 (若山神社 宮司)
※午後0時45分より、学芸員による「資料館ギャラリートーク」を行います。
★11月15日(土曜日) 午後1時30分より(受付午後1時)
・ふたつの都市に挟まれて -境のマチ島本の民俗-
講師 村上 忠喜氏 (京都産業大学 教授)
※午後0時45分より、学芸員による「資料館ギャラリートーク」を行います。
展示の一部を紹介します。
祭礼時には、猿田彦大神(さるたひこおおかみ)に続いて祭列の先駆をつとめます。
本体には記銘はありませんが、収納箱の蓋裏に「御鹿之御箱 延宝九年酉 卯月仕直ス」とあります。
西八王子社(現若山神社)の境内及びそれに隣接する一帯の様子が分かる絵図です。
絵図の年代は分かりませんが、神社に隣接する山々は神聖な場所として、無断で樹木を伐採することを禁じていました。
寺院や神社で発行される一種の護符です。
災厄を払い、福を招く護符として、古くから人々に信仰されてきました。