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ゴキブリの習性を知り、適切な駆除をしましょう!

ページID:001440 更新日:2021年12月16日更新 印刷ページ表示

ゴキブリとは

ゴキブリは雑食性で植物質・動物質・腐敗物などあらゆる物をエサとすることができます。

食べ物がない場合にはフンなども食べ、病原菌などを付けて動き回ります。そのため、「病原菌の運び屋」とも言われます。

日本にいる屋内性のゴキブリの代表的なものはクロゴキブリとチャバネゴキブリです。

クロゴキブリ

クロゴキブリの画像

体長:25から35mm
黒い褐色の大きな種類で民家・飲食店のほか倉庫などにもおり、夏期には電灯に飛んでくることもあります。

チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリの画像

体長:10から13mm
全国に広く分布する唯一の種類で、旅館・飲食店・ビルディング・アパートのように暖房設備のある暖かい所に多い。
形は他のゴキブリに比べて著しく小さく、黄褐色で色が淡く、胸背面に2本の黒い縦すじがあります。

ゴキブリの生活史

 

クロゴキブリ 

チャバネゴキブリ 

 卵期間

 31から47日

約20日

 幼虫期間

 約半年

45から125日

 脱皮回数

 8回

6回

 成虫の寿命

 4から5か月

4から7か月

 産卵回数

 約17回

約3~10回

生態と習性

不完全変態

蚊やハエと異なりサナギの時期がありません。
1世代が非常に長く、親になるのに大型のクロゴキブリでは半年から1年、小型のチャバネゴキブリでは40日かかり、1年中発生します。

雑食性

何でも食べ、特に流しのすみにたまったゴミやガス台にたまった汁や油などは絶好の食べ物です。
糞便やタンなどの汚物、動物や昆虫の死体なども食べ、エサが無ければ共食いします。

水を好む

エサがなくても水さえあればかなりの期間生存します。
逆にいえば、ゴキブリが生存するには水が必須といえます。

夜間行動性

暖かい場所を好み、昼間は暗くて狭いすき間にひそんでおり、主として夜間に活動します。
昼間1匹見かけたらその家には100匹いると言われるぐらい夜間に活動します。

群居性・隅走行性

仲間・親子共々群れをつくって、目のつかない場所に潜んでいる。
また、コーナーをつたい、物のへりにそって歩きます。

潜伏性

集合フェロモン(メス)により昼間は一定して潜んでいる。
潜伏場所:暖かい所・暗い所・エサに近い所・湿気のある所・狭いすきま等

駆除方法

ゴキブリの駆除で1番大切なことはゴキブリの住めない環境をつくることです。

  1. 食品は容器に入れ、きっちりとフタをしておくことです。
  2. エサになりそうなゴミ類はフタのあるゴミ箱に入れておくことです。
  3. 台所周辺の整理・整頓をしておくことです。
  4. 砂粒のような黒いフン、排泄物がたくさんある場合には掃除をして取り除いておくことです。

器具を使用した駆除方法

  • ゴキブリの通路に市販の器具をしかけるとよいでしょう。器具には粘着シート・トラップなどがあります。
  • 薬剤による駆除を同時に行えば一層効果があがります。

薬剤を使用した駆除方法

まず、ゴキブリの出没箇所を調べることが大事です。

ゴキブリ出没箇所

  • 塗布する方法:引き出しの奥、流し台の下、調理セットや壁の間などの生息場所や出没箇所に市販の薬剤を帯状に塗布します。
  • 煙霧する方法:市販の煙霧用薬剤を使用します。1番手軽な方法ですが、残効性がないので他の方法と併用した方が効果があります。
  • 毒エサによる方法:エサになるようなゴミを片づけた後、市販の毒エサをゴキブリの通路にしかけておきます。
  • 直接噴霧方法:生息場所や出没箇所を中心として市販の薬剤を散布します。

※注意すること

噴霧・散布する場合、使用に先立ち食物・食器・ペットなどを別の部屋に移しておくことです。

薬剤を希釈する場合は直ちに使用し、残った場合はその都度処分することです。

使用後、手袋類はもちろん容器や器具も十分石けんを用いて洗浄しておくことです。

薬剤は乳幼児が誤って食べないように、手の届かない所に置き、十分注意することが必要です。

万一、誤って飲んだ場合は直ちに吐き出させ医師の治療を受けましょう、そのときは使用されている薬剤名も告げましょう。

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