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有機フッ素化合物(PFOA等)について

ページID:022256 更新日:2024年4月17日更新 印刷ページ表示

有機フッ素化合物(PFOA等)とは

 フッ素を含む有機化合物のうち、ぺルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(Per- and PolyFluoroAlkyl Substances)の総称をPFASと呼びます。各国・各機関においてこれらの物質に関する管理の在り方が議論されてきています。
 PFASの一種であるPFOA(ペルフルオロオクタン酸(Per Fluoro Octanoic Acid)の略称)及びPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸(Per Fluoro Octane Sulfonic Acid)の略称)は、撥水性と撥油性を併せ持つ特異な性質を有していることから、これまで様々な表面処理の用途に使用されてきました。

 

特徴・人の健康への影響

 PFOA及びPFOSは、化学的に極めて安定性が高く、水溶性かつ不揮発性の物質であるため、環境中に放出された場合には河川等に移行しやすいです。また、難分解性のため、長期的に環境に残留すると考えられています。
 これらの人の健康への影響については、各国・各機関である程度の知見が集積されつつあるものの、現時点において、発がん性等の毒性について国際的に統一された評価値はありません。

 

河川や飲み水での基準

 PFOA及びPFOSは、2020年5月に、水質汚濁に係る要監視項目(注意1)に指定され、河川や飲み水などにおける暫定的な目標値(指針値)(注意2)として、PFOS及びPFOAの合計値で50ng/L(注意3)以下とされました。なお現在、土壌や食物(米・野菜等)に関する指針値等はありません。


(注意1)要監視項目は、「人の健康の保護に関連する物質ではあるが、直ちに環境基準とはせず引き続き知見の集積に努めるべき」とされている項目です。(要監視項目 | 水質汚濁に係る環境基準 | 水・土壌・地盤・海洋環境の保全 | 環境省<外部リンク>
(注意2)指針値は「体重50kgの人が、一生涯にわたり1日2Lの水を飲用しても健康に対して有害な影響がないと考えられる濃度」として設定されています。
(注意3)1ngは、1gの10億分の1の重さです。

島本町内の状況

 島本町内で測定されたPFOS及びPFOAの値は、いずれも暫定的な目標値(指針値)である50ng/Lを下回っています。

河川

令和5年11月実施

  • 水無瀬川(新水無瀬橋付近) 12ng/L (PFOS 2.2ng/L、PFOA 10.5ng/L) 
  • 新川 6.5ng/L (PFOS 0.8ng/L、PFOA 5.6ng/L)

 (注意)数値処理の関係上、PFOS、PFOAそれぞれの値の合計と、PFOS及びPFOAの値が同一にならないことがあります。

井戸水

大薮浄水場 原水(水道水として処理される前の井戸水)

 水道水について詳しくは水道水中の有機フッ素化合物(PFAS)についてをご覧ください。

離宮の水 (実施主体 離宮の水保存会)

令和6年3月実施 

  • 11ng/L (PFOS 2.0ng/L、PFOA 8.6ng/L) 

 

詳しくは大阪府サイトをご覧ください

 PFOS及びPFOAについて、より詳しくお知りになりたい方は、次の大阪府サイトをご覧ください。

 大阪府/有機フッ素化合物(PFOA等)<外部リンク>

 

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