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北朝鮮による拉致問題について

ページID:002269 更新日:2021年12月16日更新 印刷ページ表示

 1970年代から80年代にかけて、多くの日本人が不自然な形で行方不明となる事件が起こりました。日本当局の捜査や亡命した北朝鮮工作員の証言により、これらの事件の多くは北朝鮮による拉致の疑いが濃厚であることが明らかになりました。

 北朝鮮は長年拉致を否定してきましたが、平成14年9月に平壌で行われた日朝首脳会談において日本人の拉致を初めて認め、謝罪し、再発の防止を約束しました。その結果、同年10月に拉致被害者5名の帰国が実現しました。しかし、政府が認定している日本人拉致被害者17名のうち、12名の帰国がいまだに実現していません。

 政府が確認している最初の拉致被害が発生してから40年以上たっており、被害者のご家族の高齢化が進んでいることからも、拉致問題は急いで解決を図らなければならない国民的課題です。また、国際社会でも国連総会本会議において、外国人拉致問題への深刻な懸念と早急な解決等を求める「北朝鮮人権状況決議」が採択されており、北朝鮮による人権侵害問題が、国際社会を挙げて取り組むべき課題とされています。

 

北朝鮮人権侵害問題啓発週間

令和2年度の北朝鮮人権侵害問題啓発週間の啓発展示の写真です

 北朝鮮による人権侵害問題についてよく知り、国際社会と一緒に実態を明らかにし、再び起こらないようにすることを目的として、平成18年に「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が作られ、毎年12月10日から16日を「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」として定めています。

 

ブルーリボン

北朝鮮による拉致問題啓発のブルーリボンの画像です

 ブルーリボンは拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示です。使用されている色のブルーは、拉致被害者の祖国である日本と北朝鮮をへだてる「日本海の青」と、被害者と家族を唯一結んでいる「青い空」をイメージしています。

 ブルーリボン運動は、「誰もが北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示」として青いリボンを身に着ける運動です。
 日常の生活をとおして、青色のリボンを身に着けるほか、青色のシャツや小物を身に着けることも可能で、リボンなどの形や大きさは問いません。

 この運動に賛同し、拉致被害者の方々の救出を実現しましょう。

 

関連サイト

政府 拉致問題対策本部ホームページ (北朝鮮による拉致問題とは)<外部リンク>
法務省 北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めましょう<外部リンク>
外務省 北朝鮮による日本人拉致問題<外部リンク>
警察庁 北朝鮮による拉致容疑事案について<外部リンク>
大阪府 北朝鮮による拉致問題<外部リンク>

 

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