本文
防災に「女性の視点」をとりいれよう!
近年では、毎年のように日本の各地で何かしらの災害が発生しています。幸いに町では避難所生活が長期に及ぶような災害を経験していませんが、他人事ではありません。
防災と男女共同参画って関係あるの?
災害では直接災害で亡くなるかたのほかに避難生活などで体調を崩し、残念ながら亡くなってしまう「関連死」というものがあります。
さまざまな理由でほかの避難者に遠慮して狭い車中泊を重ねてエコノミークラス症候群になった、女性がトイレを我慢してしまい体調を崩したといったことが報告されており、熊本地震では地震で直接死亡した人の4倍を超えています。着替えたり体をふいたりすることが厳しい環境で我慢しつづけると衛生状態も悪化し、膀胱炎、膣炎、外陰炎など婦人科系疾患になることもあります。DVや性暴力が起きていることも調査で確認されています。
また、「女性は炊きだし、男性は力仕事」といったように性別役割分担が強く出る傾向もあるため、女性の家庭責任が増大する一方で、男性は家庭の経済的責任や「弱音を吐けない」などと心身とも追い込まれる傾向にあります。
災害から受ける影響やニーズは男女で違いがあるのですが、女性の参画割合が低いとその違いに気づかず意見やニーズが反映されにくい傾向にあります。大規模な災害の場合、避難所は住民による自主運営となります。災害に直面してから考えるのでは間に合いません。
日頃から男性も女性も一緒に防災について考えてみませんか?
避難所生活で女性が抱える困難の例
- 物資の配布担当が男性で、下着や生理用品をもらいにくい
- トイレが薄暗く、防犯面で不安がある
- 目隠しのある更衣スペースや授乳スペースがなく、人目が気になる
- 物干し場が男女共用で下着類を干しにくい
- 食事の用意を手伝っているのがいつも同じ女性グループ
- 寝ている場所の近くにいつもいるなどストーカー被害を受ける






