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令和4年度中高生の俳句大会 投句結果の発表です!
令和4年度 開催した中高生の俳句大会〔令和3年度 初開催〕
町内在住在学の中高生のみなさんから、181作品(昨年度64作品)もの投句をいただきました。
評価された俳句をはじめ、投句いただいたすべての作品を発表します。
評価された作品以外にもみなさんの心のこもった素敵な俳句がいっぱいです。
評価された作品(12作品)
飛ばされた 麦わら帽子 きみが追う
氏名:逸見 咲衣 学校名:島本町立第一中学校 学年:中学校三年生 年齢:十四歳
講評:飛ばされた帽子を追いかける「きみ」をほほえましく見ている作者の姿までが見える句。
りんご飴 花火見ながら 食べる君
氏名:村岡 歩花 学校名:島本町立第一中学校 学年:中学校三年生 年齢:十四歳
講評:林檎飴を食べながら花火を見ている「君」の横顔を見ている作者。一瞬時が止まった様に。
いつまでも プールで遊ぶ 子供たち
氏名:片山 えなが 学校名:島本町立第一中学校 学年:中学校三年生 年齢:十四歳
講評:時間を忘れて遊ぶ子供達の笑顔が見え、声が聞こえてくる句。
夏祭り 屋台に並ぶ 君がいる
氏名:坂本 悠真 学校名:島本町立第一中学校 学年:中学校三年生 年齢:十四歳
講評:屋台に並んでいる「君」を見つけた時の作者の喜びが伝わってくる。
汗流し みんなで部活 頑張ろう
氏名:水田 遥 学校名:島本町立第一中学校 学年:中学校三年生 年齢:十四歳
講評:運動部であろうか。アイスキャンディーでも持って激励に行きたくなる様な句。
手花火が きみの横顔 照らし出す
氏名:小澤 一太 学校名:島本町立第一中学校 学年:中学校三年生 年齢:十四歳
講評:無心に花火をしている「きみ」が「横顔」と言う言葉で表現されている。
パラソルと 怖いくらいに 青い海
氏名:塚本 心結 学校名:島本町立第一中学校 学年:中学校三年生 年齢:十五歳
講評:「怖いくらいに」青い・・・とはどの様な青であろうか。真っ青な空までが描けている。
精一杯 頑張ったけど 赤点だ
氏名:蛯原 大樹 学校名:島本町立第一中学校 学年:中学校三年生 年齢:十五歳
講評:無季だが敢えて入選句とした。この努力は酬われるはず。※「夏休み」頑張ったけど赤点だ
スイカ割り 見ている方も ドキドキだ
氏名:宮本 夢未 学校名:島本町立第一中学校 学年:中学校三年生 年齢:十五歳
講評:本当にその通り!両方の緊張感が伝わってくる句。選者の私までがドキドキしてしまう。
天の川 綺麗らしいよ 知らんけど
氏名:三浦ひかり 学校名:大阪青凌中学校 学年:中学校三年生 年齢:十四歳
講評:一見川柳っぽいが俳諧味を感じさせる。大阪人でなければ作れない句に仕上がっている。
僕の兄 この夏結婚 嫁可愛い
氏名:匿名 学校名:大阪青凌中学校 学年:中学校三年生 年齢:十五歳
講評:下モ五文字の「嫁可愛い」がいい。結婚祝いとしてこの句を是非プレゼントして下さい。
文化祭 皆で準備 青春だ
氏名:小西 沙奈 学校名:大阪青凌中学校 学年:中学校一年生 年齢:十二歳
講評:この句の命は下モ五文字の「青春だ」です。素晴らしい学園生活が描けています。
その他、投句いただいた作品(順不同)
- 夏期講習 塾にこもる 受験生
- 延々と 卒アル鑑賞 テスト前
- 提灯が照らす先には君がいる
- 海通い 残る宿題 減る休み
- 夏の夜に 必死で探した アンキパン
- 空に舞う 打ち上げ花火 光差す
- 夏の夜 恋に燃え上がる ホテル部屋
- その思いかき消されるは花火の音
- 夏の色 私の腕は コッペパン
- 川岸に光る蛍の盆踊り
- 砂まみれ 登った先には 広い海
- 満点へのぞみをかける夏のチャイム
- ヒマワリに 追いつく私の 背丈かな
- 堤防に 浴衣きた君 背に花火
- 夜の空 風船が舞う 夏祭り
- うら寂しい すぐ進む君 肝試し
- 夏の夜僕らの声だけ響く闇
- 君と見た 星の夜空と 咲く花火
- スイカ割り目隠しずらしフルスイング
- 君火照る 開け方しらぬ ラムネかな
- 蝉の声 アイス食べつつ 休もうか
- 夏祭り花火のように君輝く
- 夏休み 部活行く道 あつすぎる
- 花火散る 儚き夜に 我一人
- テスト前 戦わなければ 誘惑と
- 加護求む 手に神水を 手に数珠を
- 扇風機 突如現る 宇宙人
- 梅雨の時期 波で揺れるや 遊覧船
- 風鈴や 熱き心も 冷涼に
- あまがえる 水に飛び込み 筋肉痛
- ひまわりやカカシのような結び立ち
- 夏の夜 静かにもえる 恋のハナ
- 静けさや 波を吸う岩 初夏の海
- 睡蓮や櫂に絡まる笑い声
- 蝉の声 アラーム代わり いつまでか
- 海風で 舞う砂味の 玉子焼き
- バス向かう 笑顔はじける 夏来たる
- 炎天下 テスト返しで 冷や汗だ
- この夏も 続いてほしい この恋は
- 初夏の日に 砂丘から見る 青い海
- 初夏の夜 三人部屋で 友尋問
- 蚊遣火が 風と去りゆく 夜の空
- 夏祭り 浴衣の君が 綺麗だよ
- 暑き日も かき消す楽しさ バスの中
- あの君と一番星は宝物
- 一夏の 儚き青春 汗と散る
- 夏休み外暑すぎて溶けそうだ
- 私の胸 激しく踊る 花火のよう
- 夏の朝 鳥取砂丘 マグマかな
- 熱い恋 砂漠のように 止まらない
- 待ち合わせ 花恥ずかしい 二人きり
- 汗拭い 机に向かい にらめっこ
- 凪風の 風紋華麗に 刻みつつ
- 君と見た 夏日の雲は またとない
- まるでアイス今年の夏は溶けそうだ
- 花火にね 見とれる君に 見惚れてる
- 騒がしき 海辺を駆ける 生徒たち
- 夏の夜 外から響く 花火の音
- 夏祭り パチパチはじく ソーダ水
- 暑い夜 屋台集まり 街騒ぐ
- あげは蝶 風と下りゆく 砂の丘
- 磯薫る 鼻の奥には 懐かしさ
- 夏の夜 打ち上げ花火 満開だ
- 炎天下 鳴る歌声に 声援を
- 白浜の 這いし潮風 息のやう
- 虫が散り 蚊取線香 灰となる
- 初夏の風 うけ立つ砂丘 雄大に
- 夏休み 一人巡りて 孤独かな
- 夏の夜 小さき花が ぱちぱちと
- 木漏れ日やパドル差し込む夏の湖に
- うるさいなけれどかわいいセミと子供
- 夏の君 晴れた笑顔 素敵だな
- 来春の夢が暑さを抑え込む
- 修学旅行 令和は禁止 枕投げ
- 旅行先 ふと聞こえてくる 海の波
- 静かな夜 パッと飛び出し 咲く空に
- 梅雨の日に 巡る古町 乏しき財布
- 夏祭り 君とみる空 麗しき
- ホテルでの コース料理で 腹一分
- 梅雨空や 課題蓄積 捗らず
- ごううあけたくましくさくあじさいや
- 七夕ほど 嫌いな行事はない
- 青嵐 音立て挑む 鉛筆の
- 夏夜空 咲く花々が 人誘う
- 猛暑日 練習できぬ 今日もまた
- 梅雨明けに 今年も聞こえる 虫の歌
- かみしめて 最後の夏と 仲間たち
- 体育館 想い出残し 夏過ぎる
- 宇宙人 発生装置 センプウキ
- 夏祭り 男グループ 今年もか
- 浴衣着た 二人歩くや 林檎飴
- 花火散る 赤黄緑と 咲きほこる
- 夜になり 静まり返る 蝉の声
- 可惜夜の 線香花火 落ちてゆく
- ホール中楽器と響く蝉しぐれ
- 暗い夜 空が彩る 今日だけは
- 花火がさ 散ったころには 恋が咲く
- 蝉の声 ボール追いかけ 流す汗
- 夏の夜 勉強はげむ ペンの音
- せみしぐれむねおどらせるうるささや
- 時間たつ 暑さに耐える テスト中
- 夏に咲く大きな花火恋の花
- 砂浜を 裸足で駆けた あの頃を
- 下駄の音 鳴り響いてる 夏祭り
- 金魚すくい 腹が減っては 戦できぬ
- 足には砂 砂漠に青葉 手に希望
- 暑い夏 君と一緒に 海の中
- 玉屋呼び 閃光よぎる 散りぬるを
- 花火より 君を見て言う キレイだね
- 甲子園祭のように盛り上がる
- 準備をし成功祈る文化祭
- 星月夜 現れた光 散る光
- 日焼け止め 忘れて部活 頬焦げた
- 鈴虫や今日もいつもの夏休み
- 山麓で大きな葡萄とツーショット
- 夏休み 課題ざんまい 最悪だ
- 文化祭出し物準備大忙し
- 空一面 赤く染まった 暑い夏
- 夏休み 宿題多くて 終わらない
- 夏の虹見れば幸せ訪れる
- 心地良く 夏の陽が落ち 葉も落ちる
- 運動し 家に帰ると マスク焼け
- アキアカネ 沈む夕日に 叫ぶ日々
- あったかい 勉強やり あったまる
- 帰り道 桃色の空に 上がる花火
- 気付いたら終わってた夏休み
- 夏祭り アイスクリーム 夏残し
- ききなじみすがたみえないアブラゼミ
- 夏の夜 蝉の声聞く 夏休み
- 時逃し言えない恋情すぐには癒えない
- 熱すぎてアイス食べても自分が溶ける
- 暑い夏 お化け屋敷で ヒヤヒヤだ
- 蝉がいた 網戸に張り付く 夏の季語
- 風鈴と畳の匂い夏ふかし
- ネクタイし 学校向かう 四十雀
- 川縁の蛍と子ども夜の月
- アオミドロ 水面に映る サンセット
- 秋の夜に 浮かぶ天の川 きれいかな
- 夏の半 鉄道で行く 極暑の日
- キラキラと 夜空に光る 夏の星
- 夏の夜に 帰ってきたよ 花火がね
- 赤とんぼ 秋の始まり やっときた
- 青嵐 吹いた風は かまいたち
- 夏の日の 青空の上で 虹走る
- 見上げれば いつも綺麗な 夏の空
- 夏課題 提出日なのに 終わってない
- 夏祭り 財布が空で 僕は泣く
- 秋の暮 かりがね寒き 星月夜
- 生活が 徐々に崩れた 夏休み
- 鈴虫がリンリンと鳴く月夜かな
- 夏の夜に 懐かしさ舞う 夜の花
- 雪降りて 久しぶりや 雪だるま
- たまに釣る ハズレ枠の 子河豚かな
- 夕焼けの 空飛ぶ輝き 赤とんぼ
- 今年も来た夏の伝統甲子園
- 進学の 寂しさ残る 新生活
- チンチンと風鈴が鳴るよ縁側で
- 白粉降りつつポカンと鳴くよ白い池
- 炎天下滝の汗を凌ぐ風
- 吹雪ふき 前が見えない すぐ墜落
- 新入生若葉と共に芽吹く春
- 鍋奉行 冬のお決まり 夜の食
- 夏の空みんなの思い打ち上がれ
- 淀川の花火どこから見てもきれいだな
- なつやすみこおりのうえにねてみたい
- もうすぐではなびたいかいたのしみだ
- 気づいたら梅雨があけてたおんだんか
- かいせいのせみがうるさいなつのひの
- 星月夜地上には無い宝石だ
問合せ先
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島本町教育委員会事務局 教育こども部 生涯学習課
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