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人生会議(ACP)を知っていますか
誰でも、いつでも、命にかかわる大きなけがや病気をする可能性があります。
命の危険が迫った状態になると、約70%の人が医療やケアなどを自分で決めたり、望みを人に伝えたりすることができなくなると言われています。
そのため、あらかじめ自ら希望する医療やケアを受けるために大切にしていることや望んでいること、どこでどのような医療やケアを望むかを自分自身で前もって考え、周囲の信頼できる人たちと話し合い、共有しておくことを人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)といいます。
それにより、自らの価値観にあった医療や介護をうけられやすくすることや、家族や親族が本人にとって何が最善かを考える助けになります。
島本町では、話し合うコミュニケーションツールとして、かつ、意思表示ツールとして「わたしの思いカード」を作成しました。
このカードを掲載したリーフレットは、令和7年7月から島本町役場高齢介護課や島本町地域包括支援センターに設置します。併せて、新たに65歳になられた方に送付する介護保険被保険者証と同封してお送りする予定です。また、他にもみなさんの手に取りやすい場所に設置場所を増やしていく予定をしています。なお、このホームページに掲載しているものをダウンロードし、両面印刷して使用していただいてもかまいません。
時間や状況変化によって思いは変動するものなので、決めようとせず、話し合いを繰り返すことが大切です。
この「わたしの思いカード」を活用いただき、いつでも何度でも話し合い、共有しましょう。
ただし、取組みたくない人に強制するものではありません。それぞれのタイミングで取組みましょう。