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平成27年度当初予算の概要
平成27年度一般会計当初予算は歳入歳出総額117億円を計上し、前年度当初予算に比べ12億5,600万円(12.0パーセント)の増額となっています。これは、小学校耐震補強等工事や中学校給食棟設置工事など、普通建設事業関係経費が増大したことが主な理由です。
本年度の歳入につきましては、本町の自主財源の多くを占める町税が前年度に比べ約1億円の減額となるなど、主な一般財源が約1億3,000万円の減額となっています。このような状況の中で、小中学校の耐震事業や中学校給食棟の建設事業などの実施、民間保育園の開園、社会保障関係経費の増大などに対応するため、財源不足を補うための基金からの繰入金は、前年度に比べ約3億7,000万円の増額となっており、依然として厳しい財政状況となっています。
歳出の主なものにつきましては、ふれあいセンター施設補修に約2,880万円を計上したほか、住民ホール解体撤去事業に約7,000万円、第二保育所の耐震補強工事実施設計に約430万円、町営住宅改修工事に960万円、小学校施設耐震事業に約8億8,480万円、中学校施設耐震事業に2億840万円など、住民の安全・安心の確保に係る予算を中心に計上しています。