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8月26日(金)、14時より第三小学校において「令和4年度 第5回みづまろキッズプラン策定委員会」が開催されました。
この日は、「『ものの溶け方遊び』のビデオカンファレンス」「第一幼稚園の実践報告」「教材研究『浮き沈み遊び』」という内容。
今回は教材研究『浮き沈み遊び』の様子を紹介します。(保・幼・小職員協働)
教材となる様々な野菜・果物は、教育委員会教育推進課の担当が事前にお買い物。
(水に「浮くもの」と「沈むもの」を対比できるよう用意)
本当は「みかん」も用意したかったのですが、高くて断念したそうです。
*野菜・果物以外で教材研究で取り扱ったもの
浮く・・・プラスチックボール、積み木、スポンジ、スーパーボール
沈む・・・ビー玉、クリップ3種、洗濯バサミ、消しゴム
さて、キャベツは浮くでしょうか、沈むでしょうか。
キャベツは重いので沈むかと思いきや……浮きます。
浮いた瞬間、「おぉ~っ!!」とどよめいたとか。
ではバナナやパイナップルはどうでしょう?
バナナもパイナップルも浮きました。
バナナは皮をむいても浮きますが、みかんは浮くけれど皮をむいたら沈むそうです。
なぜ?
子どもたちなりの答えをきいてみたいですね。
様々な素材で確かめる中で「重いのに浮く、軽いのに沈む」「同じ大きさや重さなのに浮くものと沈むものがある」ことに気づいていき、自分なりの「理屈」をつくっていくのかもしれません。正解かどうかはさておき。
大人も夢中になって遊び込む時間。
そんな時間と空間を保・幼・小の職員が共有できることがステキですし、保育・教育内容を創る上での基盤になります。
今回の教材研究を踏まえて、9月9日(火)に第二保育所の5歳児を対象に研究保育を実施予定。(その後、小学校でも実施予定)
発達段階によって、子どもたちの探究する様子に違いは見られるのでしょうか。
(中村りか)