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教育長ブログ~ありんこの大冒険(前)【一幼】~

ページID:015380 更新日:2022年12月15日更新 印刷ページ表示

 11月30日(水)に第一幼稚園で開催された作品展「ありんこの大冒険」について紹介します。
 「みづまろキッズプラン」で取り組んでいる「かがく遊び」から発展したものです。
 それでは、今回は園長先生に紹介していただきましょう。

ありんこの大冒険 ありんこの大冒険

            『ありんこの大冒険』が完成するまで

 1学期に遊んだ磁石遊び。くっつけたり、つなげたりして楽しく遊びました。運動会が終わり、雨の日が続いたこともあり、砂鉄で遊べるように何気なく子どもの目につくところに置いておきます。登園してさっそく砂鉄を見つけた子ども達。どうやって遊ぶのか見ていると、空き箱に砂鉄をパラパラまいて、磁石で動かす遊びが始まりました。面白いように動く砂鉄。
 ある子が「スタートとゴール」と言って、空き箱に迷路を描いて、砂鉄の塊を動かして遊んでいました。砂鉄の動く様子が面白く、どんどん砂鉄迷路を作る子どもが増えました。

ありんこの大冒険 ありんこの大冒険

 「この塊、ありんこに見えるな!」とある子が言うと、周りにいる子たちも「本当や。ありんこや……」
 気がつけば砂鉄迷路に「ありんこの大冒険」と名前がついていました。

 その様子を見ていた年長組担任が「楽しいことが始まりそう」と感じ、作品展に向けて少しずつ準備を始めました。子ども達の興味・関心が広がるように導入の仕方を考え、磁石の特性を利用した制作をイメージし、子ども達と話し合いを繰り返し、みんなで楽しみながら作った作品展になりました。

ありんこの大冒険 ありんこの大冒険

 「これは何?」と尋ねると「これはな……」とたくさん説明してくれました。作っている時の目の輝き。とても生き生きと取り組んでいました。作るだけでなく、以前からアリの巣さがしをしていたこともあり、アリの巣キットを使ってアリの巣を観察したり、アリのお話の絵本を読んでアリの世界観を広げていきました。

ありんこの大冒険 ありんこの大冒険

 全ての活動が楽しく充実していたのですが、子ども達と共に飛行機、ロケットの飛ばし方を考え、工夫し、実験し、やっと飛ばし方が決まりました。子ども達と一緒に飛行機を飛ばしていた年長組の担任の嬉しそうな笑顔が、この取組の全てを象徴していたように思います。子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめた作品展でした。
 これからも、子ども達と共に楽しく遊べる「かがく遊び」を考えていきます。

  第一幼稚園 園長 堀井千香

 

 

 
 

          
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