本文
前回紹介した第一幼稚園の作品展。
この作品展には後日談があります。
作品展終了後、年長組が年少組を作品展会場に招待。
ペアになって「ありんこの大冒険」をスタンプラリー形式でまわりました。
年長組がリードしながら、いろいろなものを探していきます。
年少組は、夢中になって遊んでいたそうです。その傍らには優しく遊び方を教える年長組の姿が……。
後日、今度は年少組が自分たちのお店屋さんに年長組を招待し「おもてなし」をしたそう。
思いやりや親切心、道徳性や協働性、人と関わる力等の発達や成長も「学び」に含まれますね。
就学前に限らず、異年齢の交流は目に見えない「学びの力」を育てる場にもなると思います。
(中村りか)
~第一幼稚園長よりメッセージ~
磁石遊びを取り入れた制作活動(「みづまろキッズプラン」と関わらせて)
1学期に磁石で遊んだからこそ「くるまの動かし方」「飛行機の飛ばし方」「ありの巣のありの動き」を磁石を使って表現できたと思います。磁石の特性をなんとなくわかっていた子どもの意見から、実際に動かしてみて、アイデアを出し合って決めていく。自分達で試行錯誤しながら作っていく楽しさを十分味わうことができて、子どもの思いがたくさん詰まったものが出来上がりました。
担任も子ども達におろすにあたり研究し、磁石の特性を加味してどのようなものが作れるか考えていました。子ども達と共に、子ども達の意見を聞きながら、今何を求めているのか、何を考えているのか、をしっかり把握して保育を進めていきました。