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保育所の0歳児さんは、今は離乳食ですが1歳7か月以降は幼児食に移行します。(しばらくは具材を一口大に刻んだきざみ食)
そのため、幼児食に向けて12月には第二保育所、そして1月には第四保育所で0歳児の給食試食会が行われます。
この日の幼児食のメニューは「ごはん」「肉じゃが」「ほうれん草の磯和え」「大根のみそ汁」
試食後、教育委員会の栄養士から「給食の目標」「保育所の給食室」等についての談話がありました。
給食を通して、栄養面だけでなく挨拶や姿勢も含めマナーや食習慣の形成、食嗜好の形成もはかりたいですね。
また保育所内に給食室があることによって、子どもたちが調理の様子を見る機会、材料を包丁で刻むリズミカルな音や香り等、五感で「食」を意識することができます。
保護者の方々の要望にこたえ、栄養士からレシピの紹介もありました。
共食(家族や友人等と一緒に食事を楽しむ)によって、嫌いなものも食べられるようになることもあるそうです。
子どもたちの豊かな食生活のために、これからも家庭と保育所とが協力し、情報共有していきましょう。
(中村りか)
~第二保育所長よりメッセージ~
0歳の試食会後は、担任より4月から12月までの子ども達が過ごしてきた保育所での様子をスライド写真と動画で見ていただきました。乳児は参観が難しく、保護者の方を見つけたら追いかけて行ってしまいます。
映像では、食事、午睡、友だちとの関わり、手足を使う遊び、身体を使う遊び、ハイハイ、つたい歩き、階段上り下り等、保育所での一日の様子を見ていただきました。懇談会では、日ごろの子ども達の様子を伝え、保護者の方のお家での子育ての悩みや困っていること等意見交流をし、どこの家庭でも同じような悩みがあるんだとわかりました。
保育所は、子ども達が安心して通える場として温かい家庭的な雰囲気を大切にしています。また、その日の出来事をおたよりノートでお伝えし、ご家庭との連携を大切にしています。保護者の方と保育士の信頼関係こそが、子ども達が安心して保育所という小さい社会に出て、一日を楽しく「何して遊ぼう!!」という気持ちにつながると思います。
今後も保育所は、子ども達の成長を保護者の方と共に喜び見守れる、そして子ども達の安心できる場所でありたいと思っております。
(第二保育所長 西郷志保子)