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この間までの寒気が嘘のようなうららかな一日。
第二保育所の「お抹茶体験」を参観させていただきました。
保育所の園庭も春の装いです。
和菓子とお茶を点てての「お抹茶体験」
「苦いかなあ?」と心配する声もありましたが、ごくごく飲み干す姿も。
傍らに、小さくほころぶ梅の花が飾られているのを見て、軽やかな気持ちになりました。
黒文字楊枝(和菓子用の楊枝)と懐紙も用意されていました。
懐紙を見て「お皿のかわりみたい!」と子どもたち。
「和」を味覚だけでなく、身体全部、五感で味わおう!という感じですね。
伝統の心地よさを感じるとともに、普段とは異なるどこかぴしっとした緊張感も子どもたちは感じているよう。
日本文化に触れたひとときでした。
子どもたちはコマ回しをしたりけん玉をしたりして「お抹茶体験」の順番を待っていましたが、待ちきれなくて覗きにくる子も。
「早く食べたい!!」
この日の和菓子。タイトルは「菜の花」
子どもたちが楽しんだのは甘い「菜の花」ですが、春とともに食される苦みのある「菜の花」も味わいたくなりました。
「寒暖差疲労」という言葉もあります。
体調には十分気をつけたいもの。
滋味あふれる春野菜などいただきながら……。
(中村りか)