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教育長ブログ ~みづまろキッズプラン策定委員会 2~

ページID:001748 更新日:2021年12月16日更新 印刷ページ表示

 8月6日(金曜日)、14時より第一幼稚園において「第2回みづまろキッズプラン策定委員研修会」を開催しました。(第1回同様、大阪大谷大学 小谷教授を招聘)
 本プランは、子どもたちが「遊びたい」「学びたい」と自然に意欲が高まるような環境を設定し、自ら取り組む姿勢を大切にした学習の在り方を模索する、これからの島本町独自の保育・教育の形を創ることをめざしています。

 これまでの就学前保育・教育で行われていたアプローチカリキュラムと小学校教育で独自に行われてきたスタートカリキュラムをつなげる「トンネル開通型プロジェクト」でもあります。

みづまろキッズプランの画像1みづまろキッズプランの画像2

 幼稚園教育要領・保育所保育指針・幼保連携型認定子ども園教育保育要領において、「思考力の芽生え」として乳幼児の思考力を芽生えさせることが望ましいことが明示されています。

 身近な事象に積極的に関わる中で、物の性質や仕組みなどを感じとったり気づいたりすることで考えたり、予想したり、工夫したりする等、多様な関わりを楽しむようになります。そしてそれらは「比べる」「例える」「試す」「見通す」「工夫する」等、就学後の多様な活動や思考の方法の習得につながるのだと思います。

みづまろキッズプランの画像3みづまろキッズプランの画像4

 今回も保育所・幼稚園・小学校の保育士、教職員が協働で乳幼児を対象とした「浮き沈み遊び」を考案しました。
 材料として浮くものと浮かないものを用意。どのような遊びが考えられるか想像しながら活動案をつくっていきます。本研修会では、キャベツ、ナス、キュウリ、トマト等の夏野菜、ブロック、コイン、その他様々な材料が用意されました。

みづまろキッズプランの画像5みづまろキッズプランの画像6

 冒頭に述べたように、子どもたちが自然に「遊びたい」「学びたい」と思えるような環境を設定することが大切です。今回の遊びのポイントは多様な「浮くもの」「浮かないもの」を準備すること。遊びの中で、乳幼児なりに「比べ」ることでしょう。
 キーワードは「比較」。重要な思考方法の一つですね。今後実際に、子どもたちが浮き沈み遊びにチャレンジ。どんな姿を見せてくれるのか楽しみです。

 「遊び」の中での気づきや培った力が、小学校以降でどのようにいかされるのか。
 この点を今後も意識しながら研究を進めてまいります。

(中村りか)

          
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