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うだるような暑さが続いています。
降り注ぐ蝉しぐれ、天気予報で列島を染める赤色を目にするたび暑さが増すような。
体感だけでなく聴覚、視覚等、異なる感覚が影響し合うように思います。
熱中症には、くれぐれもご注意ください。
さて、第一幼稚園を訪れると、幼稚園職員に混じってバス運転手の久保さんが子どもたちと関わってくださっている様子を目にします。
子どもたちの送迎はもちろん、それ以外にも野菜の水やりや時には園務員さんと一緒に修繕作業もしてくださるとか。
子どもたちの名前も覚えていて、声をかけてくださったり、時には遊んでくださったりする頼もしい助っ人さんです。
第一幼稚園では、5月20日より幼稚園バスに安全装置を設置し運用しています。
安全装置についての説明、そして教育委員会子育て支援課長のコメントを紹介します。
子育て支援課長よりメッセージ
近年、全国的に児童が認定こども園の通園バス等に置き去りにされ、発見が遅れ亡くなられる痛ましい事故が発生しています。
このようなことが繰り返されないよう児童送迎用のバスには安全装置の設置が義務付けられ、第一幼稚園のバスにも、令和5年5月20日に設置が完了し運用を開始しています。
しかしながら、安全装置はあくまでもヒューマンエラーを補完するためのものであり、設置されたことによって、完全に置き去り等がなくなるわけではありません。今後も、これまで通り児童を見守る職員一人ひとりが、児童の所在や様子を注意深く把握して安全を確保していくことが大切です。
そして、ご家庭からお預かりしている児童お一人お一人が安心して楽しく第一幼稚園で過ごしていただけるよう、その根幹となる安全対策につきまして今後も更なる取組を進めてまいります。
(子育て支援課長 三宅拓也)
【参考】
○国ガイドラインにおける安全装置の定義
(1) 降車時確認式
乗員の降車の際、運転手等が車内に置き去りにされた乗員がいないか確認した上で入力する押しボタンなど、当該確認を促す機能。
(2) 児童検知式
カメラ等のセンサーにより、車内に置き去りにされた乗員を検知する機能
国にガイドラインでは、上記(1)、(2)のいずれかの機能を有する装置の設置が求められておりますが、第一幼稚園のバスには(1)、(2)両方の機能を有した装置を設置しております。