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教育長ブログ~島本町保幼小連携推進協議会研修~

ページID:020439 更新日:2023年9月12日更新 印刷ページ表示

 8月30日(水)、第三小学校において「島本町保幼小連携推進協議会研修」が開催されました。
 この日は公私立問わず、町内の全ての保育園所、認定子ども園、幼稚園、小学校から職員が参加。

 「RICホープ水無瀬保育園」「高浜学園」「しまもと里山認定子ども園」から日頃の実践報告がなされ、その後職員交流、講師の先生からの講話がありました。講師は瀧川光治先生(大阪総合保育大学)

 テーマは「あそび・環境設定から学習の土台をどう育むか~主体性・気付き・思考力~」
 発表内容は次の通り
 【RICホープ水無瀬保育園】園庭あそび
 【高浜学園】お泊り保育~将来の夢~
 【しまもと里山認定子ども園】やまぶき忍者

保育研修 保育研修2

 いずれも日々の生き生きした子どもたちの様子が思い浮かべられる報告内容で、3園の共通点として、講師より以下のコメントをいただきました。

(1)幼児が、自分たちの興味・関心を持って積極的にその活動に取り組んでいる。1日ではなく数日~長期にわたって、継続的に自分たちの思いや願いを持ちながら、好奇心・探究心を働かせて発展させていっている。
⇒自立心、思考力の芽生え

研修3 研修4 

(2)子どもたちなりのそれぞれの思いや考えを出し合ったり、対話しながら自分の考えを広げたり、深めたりしている。また、協力しながら、取り組む力が育ってきている。
⇒言葉による伝えあい、協同性、思考力の芽生え

(3)一連の体験の中で、幼児たちなりの「見方・考え方」を働かせて活動に取り組んでいる。その中で心を動かし、幼児なりのペースで試行錯誤をしたり、その活動をより深めていっている。継続していく中で気づきや考えが質的に高まっていっている。それが「学び」として知識や技能の習得につながっている。

研修5 研修6

 参加者からの感想(小学校職員)
*小学校と保・幼職員が交流できたことが良かった。
*本研修の内容は「みづまろキッズプラン」に繋がっていると感じた。
*保・幼でキラキラした目で活動している子ども達が小学校にあがり不登校になることもある。就学前保育・教育と学校教育の無理のない授業を支援児童、不登校児童も視野に入れながら考える必要があると感じた。

 校種を越えて互いに認め合いながら、これからも保育・授業づくりが検討されることを願います。
 それは、ひいては中学校以降、そして大人になってからも学びの底流を流れる水脈に繋がることと思います。
 今後、具体的な保育活動も随時紹介してまいります。

  (中村りか)

          
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