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9月8日(金)、第一小学校の校内授業及び研究会が開催されました。
対象は1年生で、内容は「浮き沈みあそび」です。
本授業及び研究会には保育所、幼稚園、そして他校の小学校教職員も参加。
この日は、中学校からも参加がありました。
班ごとに1セット用意された「浮き沈みあそび」用の素材は、「スーパーボール、洗濯ばさみ、スポンジ、輪ゴム、やわらかボール、ビー玉、クリップ」
後半には様々な野菜も用意されました。
この日は、5時間目、6時間目連続の授業。
1年生にとっては疲れも感じるかと思いきや、途中5分の休憩を告げたところ「え~っ!まだやりたい」の声もあがっていました。
キャベツは重いので沈むかと思いきや……、浮きます。
浮いた瞬間、目を見張った子どもたちの表情がステキです。
バナナは浮きますが、皮をむくとどうなるのか確かめている子もいました。
皮をむくと……、浮きます。
本時には用意していませんでしたが、みかんは浮くけれど皮をむいたら沈むそうです。
なぜ?
子どもたちなりの答えを聞いてみたいですね。
夢中になって遊びこむ空間と時間。
そこに「学び」はあったのか、ということが研究会のテーマになりました。
様々な素材で確かめる中で「重いのに浮く、軽いのに沈む」「同じ大きさや重さなのに浮くものと沈むものがある」ことに気づいていき、そこに自分なりの「理屈」をつくっていくのかもしれません。
正解かどうかはさておき。
本授業を受けて開かれた研究会の様子は、後編で紹介します。
(中村りか)