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島本駅の前を通りかかると、イルミネーションの準備をしてる方々を目にしました。
もうそんな時期なんですね。
この数日でグンと寒さが増し、一気に冬が訪れたよう。
窓辺から射し込むあたたかな陽の光にホッとするこの頃です。
第一幼稚園では、今月から年長組が「光の色遊び」に取り組んでいます。
光遊びの1日目は、一人一つの懐中電灯でいろいろなものに光をあてて遊びました。
紙コップの底を抜いて色セロハンをはり、懐中電灯の光をあてて色を天井や壁にうつしたり重ね合わせて色の変化を楽しんだり。
昨年光の色遊びをした時は、光の三原色「赤・青・緑」の3色を使って様々な色をつくったそうです。
絵具や色水では、複数の色を混ぜると黒っぽくなりますし黄色はつくれないのですが、光だと混ぜる(重ねる)と黄色ができる瞬間がある。
また光は重ねると白くなる……いろいろ試しながら、そんな不思議に気づいていった子どもたち。
また、知識として学ぶ前に感覚的に不思議と出会い、体験を通して学ぼうとする子どもたちの感覚、興味を掬い取った先生方の感性も素晴らしい。
今年はどうでしょう。どんな不思議に出会って、そこからどんな風に遊びが発展していくのでしょう。
暗幕で覆われた暗いお部屋も用意されており、そこでも光の色遊びを楽しんだそうです。
このお部屋、今後、なんと宇宙空間になるとか。
光の色遊びが発展し、そこで体験した感動や発見を応用した大きな作品になりそうですね。
作品づくりに向けての取組の一端を次回に紹介します。
(中村 りか)