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前回に続き第一幼稚園の作品展(年長クラス)を紹介します。
昨年度は「かがく遊び」の中から「磁石遊び」に取り組み、その発展形としての作品展でしたが、今年度は「光遊び」から発展したものです。
暗幕を張った部屋に一歩足を踏み入れると、、、
壮大な宇宙空間が広がっていました。
オーロラが揺れ、天井に銀河が映し出された幻想的な空間に色とりどりの惑星が浮かんでいます。
作品展に取り組む前に遊んだ「光遊び」での経験も、アイデアとして随所に息づいています。
(「オーロラ紙」なるものがあることを、私は初めて知りました)
↑ オーロラ紙
参観に来られた保護者の方々も、影絵で遊んでおられたとか。
作品を飾るだけでなく、「この世界(空間)の中で遊んでみたい!」と思えるものにしようと取り組んだ作品展。
大人も子どももファンタジーの世界で、思い思いに空想の羽を広げたようですね。
一人では決してつくれなかった世界。
大人、子どもの別なく、他者とアイデアを出し合って創りあげる楽しさと満足感も味わえたことでしょう。
それは、就学後も社会に出てからも求められるものです。
今回の作品展をきっかけに、さらに改良したい、工夫したいという気持ちが芽生えたらいいですね。
(中村りか)