本文
冷え込みの厳しいこの頃です。
ギュッと目の詰まった予報図を見ると豪雪、吹雪が連想され、被災地の方々のご苦労を思います。
また、学校園所によってはインフルエンザの流行もきかれ、これからの季節、更なる感染予防に努めたいもの。
12月15日(金)、14時より第三小学校において「令和5年度 第9回みづまろキッズプラン策定委員会」が開催されました。
今回は、第四保育所の実践報告(斜面転がし遊び)がありました。
園庭の築山と雨どいを利用して、傾斜をつくっての転がし遊び。
仲間と話し合いながら角度や置き場所等を確認しつつ傾斜をつくっていったそうです。
今までの経験をいかしながら。
なかなか角度と位置が定まらず、友だちと微調整し、試行錯誤しながら傾斜を考える子どもたち。
そのうち集団遊びが苦手な子も、遊びの輪の中へ。
「雨どいを用いての転がし遊びを通じて、乳児と幼児が同じ空間で遊んでいました。来年度以降も同じ遊びを経験する中で、保育者は子どもたちの興味や関心に目を向けながら環境構成や子どもへの関わり方などを考えていきたい」とは所長の言。
この転がし遊びは、以降の活動としてプールでの遊びに発展したとのこと。
一つの遊びの経験から、広げたり発展させたりしていくことが望ましいですね。
また遊びが面白い、興味深いからこそ、集団参加が苦手な子ども達も自然と活動に入れるようになっていったのでしょうか。
今回の紹介した活動は、教材(環境設定)と場の設定が集団づくりにもつながるということの例でもあると思います。
子どもの体験と思考を繋ぐために、校種を越えて職員同士が集まることが大切。
みづまろキッズプラン策定委員会は今年度で終了しますが、形は変わっても職員同士の対話が生まれる場を継続してつくってまいります。
(中村りか)