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前回のブログで紹介した「自己表現力」「課題探究力」「社会参画力」について、もう少し補足して説明します。
また、令和3年度は「アプローチカリキュラム(案)」を作成し、令和4年度は「アプローチカリキュラム(案)」を試行・修正しました。
「アプローチカリキュラム」について説明いたします。
みづまろキッズをめざそう!
「自己表現力(対話)」⇒観て、聴いて、感じたことを自分らしく表現する力
「課題探究力(自律)」⇒自分なりにこだわりのある問や願いをもち、粘り強く働きかけ続け、物事の本質を見極めていく力
「社会参画力(尊重)」⇒多様な価値観をもつ他者と、共通の目的のために協働する力
また、幼児期の終わりまでに育ってほしい姿として以下のものがあります。
1 健康な心と体 2 自立心 3 協調性 4 道徳性・規範意識の芽生え
5 社会生活との関わり 6 思考力の芽生え 7 自然との関わり・生命尊重
8 数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚
9 言葉による伝え合い 10 豊かな感性と表現
アプローチカリキュラムとは?
就学前(幼児期)に、遊びや生活を通して身につけたい力や育てたい力を具体的に考え、子どもたちの「遊びたい」「知りたい」「やってみたい」という探究心と、自分自身で考えたり他者に伝えたりする学びや育ちを、就学後(小学校低学年期)の生活や学習につなぐためのカリキュラムです。
保育者間で子どもたちの興味や関心を、日頃から共有するようにしています。
また、子どもたちが何事も自信をもってチャレンジできるよう、安心して思いや考えを伝え合い、試行錯誤ができる環境をつくるよう努めていきます。
次回は、今回紹介した力を培うための具体的な実践を紹介します。
(中村りか)