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前回紹介した「アプローチカリキュラム」の説明を少し補足します。
いろいろなに遊びにチャレンジ!
町立保育所・幼稚園では、アプローチカリキュラムの中で様々な遊びにチャレンジ。
その中で自分なりの理屈を組み立てる力(課題探究力)、考えるためのスキルを身につける力(自己表現力・社会参画力)を育みます。
遊びを進めていく中で、子どもたちにどんなことに気づいてほしいのか(知的な気づき)というねらいを設定し、子どもたちがそのねらいに気づけるような環境設定を整えます。
子どもたちに教材を見せて、ものとの出会いから遊びへの興味を引き出します。
子どもたちは教材をじっくりと観察する中で、性質やしくみを感じとります。
性質や仕組みを知って遊ぶことで、もっと面白くしたいとう意欲が高まり遊びが発展していきます。
その過程で、子どもたちは自分のペースで探究しながら自分なりの考えを生み出します。
正解を求めるのではなく、探究しつつ自分なりの考えを生み出す……
幼少期にこの力を身につけ、学ぶ力や生きる力の基礎をつくる。
それは就学後や社会に出てからのアドバンテージになります。
次回は「スタートカリキュラム」について紹介します。
(中村りか)