本文
昨年10月に「教職員等による児童生徒等への性暴力等防止マニュアル」を作成しました。
教師という権威と信用を悪用し、閉鎖的・支配的な空間において、全国的にみると犯罪として悪質な事件も見受けられ、事態は深刻な状況にあります。
児童生徒に恥じることのない大人であるべく襟を正し、「性暴力(人権侵害)は絶対に許さない」という学校づくりをすすめていかなければなりません。
今後予定している取組として以下の内容があります。
*「生徒指導提要」を活用した研修
*「子ども基本法」に係る研修
*生徒へのハラスメントに係るアンケートの実施⇒日々の指導・授業で実践
→教職員の生徒への不適切な言動を把握するために行うものです。
アンケート単独で行うものではなく、カリキュラムと連携させて。
(例えば子どもの権利条約の学習等と関連させて)
日々の授業や生活の中で出会う子どもたちの柔らかな感性や優しさ、大人にはない新鮮な発想……。
それらに心揺さぶられ、頭の下がる思いをすることが多々あります。
教職員は目の前の子どもに、敬意を持って接してほしい。
学校が、児童・生徒にとって、より安心・安全な学びの場となるように、このマニュアルをすべての教職員で共有してまいります。
(中村りか)