本文
近年、全国的に自然災害発生の頻度が高くなっており、万が一、災害が発生した際には、給・排水を含むライフラインが止まり、家庭や避難所で水洗トイレが使用できなくなる可能性があります。
水洗トイレが使用できなくなると、衛生環境の悪化を招き、感染症の発生など二次災害が起き、心身に重大な健康被害を及ぼすことにもつながりかねません。
このことから上下水道部では、下水道施設の減災対策として、災害用マンホールトイレを設置しています。
災害への備えとして、平成22年度から平成25年度にかけて、下水道供用開始区域内で、災害時の避難所に指定されている小・中学校(第一小学校・第二小学校・第四小学校・第一中学校)に合計18基の災害用マンホールトイレを設置しました。
(小・中学校の内、第三小学校、第二中学校につきましては、現在下水道未整備区域のためマンホールトイレの設置ができておりません。)
下水道供用開始区域については、下記のリンク先をご参照ください。
マンホールトイレ(平常時閉じた状態)
道路の下に埋設されている下水道本管から各学校の敷地内(主にグランド)へ下水道管を引き込み、一定間隔で直径30cmの塩化ビニル管を立ち上げて、これに専用のマンホール蓋を設置するものです。
災害など有事の際には、このマンホール蓋を開け、仮設の建屋と組み合わせることで、災害用のトイレとして使用できます。
仮設建屋 組立状況
仮設建屋 組立完了
(画像では、参考までに1基のみ設置しております)
マンホールトイレ使用状態