本文
更生保護活動について (保護司、社会を明るくする運動など)
「更生保護」とは
- 「更生保護」は、犯罪や非行をした後、罪を償い、再出発しようとする人たちの立ち直りを導き、助け、再び犯罪や非行の道に走るのを防ぎ、「犯罪や非行のない明るい社会」をつくるための仕組みです。
- このような活動は、国の機関だけで十分な効果を挙げることが難しく、「保護司」をはじめとした、「更生保護ボランティア」の協力を得て行われています。社会の中での立ち直りを助けるためには、地域の皆さんの理解と協力が不可欠であることから、更生保護ボランティアは、更生保護への理解と協力を訴えるため、全国各地でこの活動に積極的に取り組んでいます。
【関連HP】→法務省:更生保護を支える人びと<外部リンク>
【関連HP】→法務省:大阪保護観察所のホームページ<外部リンク>
更生保護を支える人たち(更生保護ボランティア)
保護司
- 「保護司」は、法務大臣から委嘱された、その地域で更生保護の活動を担う民間のボランティアで、刑務所や少年院から出て、または裁判などで「保護観察」を受けることになった人の立ち直りを助けるとともに、生活・精神面の相談にのったり、就職等、様々な支援活動に取り組むことにより、地域の安全・安心に努めています。
- 島本町の保護司は、「高槻地区保護司会」に所属しており、高槻地区(高槻市・島本町)では約90人の保護司が活動しています。
-
【関連HP】→高槻地区更生保護サポートセンター(高槻地区保護司会)<外部リンク>
-
更生保護女性会
- 女性としての立場から地域の犯罪・非行の予防活動としての更生保護施設へのサポート活動、子育て支援など幅広い活動を行っています。
BBS会
- 兄や姉のような身近な存在として様々な問題をかかえる少年と接し、成長を手助けし、悩みの相談にのっています。
協力雇用主
- 更生保護活動に理解のある事業主が、犯罪や非行した人を積極的に雇用し、自立を支援する活動を行っています。
- 現在、全国で約25,000の協力雇用主がいます。犯罪や非行をした人の就労支援を推進していくため、保護観察所では協力雇用主を募集しています。
社会を明るくする運動(毎年7月)
- 「社会を明るくする運動」は、更生保護における「犯罪予防活動」の1つで、法務省が主唱する全国的な運動です。
- すべての国民が犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせ、犯罪のない地域社会を築くことをめざします。
- 毎年7月の運動月間には、高槻地区(高槻市・島本町)においても、街頭啓発、講演会、更生保護茶会、矯正施設等作品展示即売会などを実施しています。