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JR島本駅西地区におけるまちづくり
JR島本駅西地区では、組合施行により土地区画整理事業が実施されました。
このページでは、事業実施に至った背景・目的、これまでの経緯や現状についてお示しします。
JR島本駅西地区における背景・目的とこれまでの経緯
当地区は、JR島本駅前にあり、阪急水無瀬駅・上牧駅からも徒歩圏にある公共交通に便利なところです。事業実施前は市街化調整区域であり、一部、居宅が点在するものの、大部分が水田・畑など、のどかな農地が広がっている状態でした。
しかしながら、農業をされているかたの高齢化や担い手の不足などにより休耕地が生じ、また、相続などによる土地の細分化による影響や道路や公園、下水道などが十分に配置されていないことにより将来的には望ましくない土地利用や周辺の生活環境の悪化が心配されるようになりました。
そこで、当地区は虫食いのような土地利用を未然に防ぎ、地域の健全な発展ができるよう、土地区画整理事業を活用して土地を整形化し、駅前という立地を生かした公共施設の整備改善および土地の有効活用を図り、周辺環境と調和したうるおいあるよりよいまちづくりを図ることを目的としています。
本町では、平成30年1月に都市計画及びまちづくりの概略案についての住民説明会及び意見募集を行い、平成30年8月にまちづくりに関するタウンミーティングを開催し、住民の皆さまの意見を聞きながらまちづくりを進めてきました。
また、平成31年1月の都市計画案に関する説明会、2月の都市計画公聴会、令和元年6月の都市計画案縦覧及び意見書受付を経て、令和元年7月の島本町都市計画審議会及び8月の大阪府都市計画審議会に付議され、原案どおり承認されたことから、令和元年9月に都市計画決定しました。
その他、当地区のこれまでのまちづくりの経緯などについては、別添資料をごらんください。
JR島本駅西地区における現状
島本町JR島本駅西土地区画整理準備組合では、平成29年1月に業務代行予定者を決定され、まちづくりの検討を進められました。
令和2年4月には、島本町JR島本駅西土地区画整理組合の設立が認可され、同年5月には、同組合が設立されました。
令和6年8月には、同組合の解散が認可され、事業が完了しました。