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業務用エアコンや冷蔵・冷凍機をお持ちのみなさまへ

ページID:001516 更新日:2021年12月16日更新 印刷ページ表示

 業務用エアコンや、冷蔵・冷凍機などのフロンガスを使用した機器を所持している場合、フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)に従い、適正に管理・処分する必要があります。

 この法律に違反した場合、最大で1年以下の懲役又は50万円以下の罰金が科せられる場合があります。

業務用エアコンや冷蔵・冷凍機を使用している場合

 業務用エアコンや冷蔵・冷凍機器を使用している場合は、保有する機器の点検が必要です。点検の記録は、機器を廃棄したあとも3年間保存してください。

 点検には次の2種類があります。

  1. 簡易点検
     すべての機器に対し、3か月に1回以上、使用者が目視で実施
  2. 定期点検
     一定規模以上の機器に対し、1年又は3年に1回以上、専門業者に委託して実施

 フロン類の漏えいが見つかった場合、修理なしでのフロン類の充填は禁止されています。また、年間の漏えい量が一定上の場合は、国に報告しなければなりません。

業務用エアコンや冷蔵・冷凍機を廃棄する場合

 令和2年4月1日より、業務用のエアコンや冷凍・冷蔵機器を廃棄する際の規制が強化されています。

 これらの機器を捨てる際は、次の手順で捨ててください。

  1. 充填回収業者にフロン類の回収を依頼する
  2. 回収が終わったら「引取証明書」を受取る
  3. 「引取証明書」の写しを添えて、廃棄物・リサイクル業者に引き渡す

 機器を捨てる際にフロン類を回収しないと、50万円以下の罰金が科せられます。
 また、「引取証明書」は3年間保存してください。

フロン類とは

 フロン類とは、フルオロカーボン(フッ素と炭素の化合物)の総称です。化学的にきわめて安定した性質で扱いやすく、人体への毒性が小さいといった性質を有していることから、エアコンや冷蔵庫の冷媒など、様々な用途に活用されてきました。

 しかし、オゾン層の破壊や地球温暖化など、地球環境への影響が明らかになったため、可能な分野から他の物質への代替が進められています。

フロン排出抑制法について

フロン排出抑制法について、詳しくは環境省の「フロン排出抑制法ポータルサイト」をご覧ください。

環境省 フロン排出抑制法ポータルサイト<外部リンク>

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