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教育長ブログ~保育あれこれ(二保) 前~
「島本町夏季教育セミナー 保幼小連携分科会」で報告された第二保育所の保育実践を紹介します。(7/29開催)
前半は5歳児「お弁当屋さんごっこ」に至るまでの取組。後半は、その内容をもとに「保育所・幼稚園での育ちや学びを小学校でどのようにいかしていくのか」というテーマで協議がなされました。
秋の遠足でのお弁当が「お弁当屋さんごっこ」の発端です。遠足でお弁当が楽しみなのは何歳でも同じこと。
遠足活動後、楽しかった思いが鮮明なうちにと保育士はお弁当に関わる絵本の読み聞かせを。
次第に子どもたちの中から毛糸のポンポンでミニトマトを作ったりと、食材を作る姿が見られるようになったそうです。
子どもたちのイメージや次々に出てきた意見を大切にしながら、「お弁当をテーマにお楽しみ会を開こう」と取り組み始めたとのこと。
折り紙や毛糸等、普段遊び慣れている素材から具材づくりをする一方、紙粘土とつまようじを上手に使ってタコウィンナーを作る等、今まであまり触れたことのない素材にも触れ、様々な方法で活動を進めていきました。
ある程度具材が出来上がった時に、子どもたちに質問。
「他に何があればお店ができるかな?」
「お金がいる!」「看板」「エプロンも!」
今まで遊んできた経験や家庭での経験を思い出し、意見を出し合う姿がありました。
後半は、開店に向けての準備の様子を紹介します。
(中村りか)