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町では、イベントや建物など19件を「大阪ミュージアム構想」に登録しています(順不同)。
「子ども達に夢と思い出を、住む人の連帯と融和のために」をスローガンに、開催されています。たくさんの出店が軒を連ね、また盆踊りなど夏の風物詩にふれることができ、真夏の一夜を楽しめるイベントです。
⇒平成24年3月、「館内催し」分野に登録
島本町文化祭は、たくさんのお店が軒を連ねる模擬店コーナーをはじめ、吹奏楽や和太鼓などの舞台、絵画や生け花の展示、陶芸の絵付け体験など、さまざまなコーナーが設けられる活気溢れるイベントです。
⇒平成24年3月、「館内催し」分野に登録
JR島本駅と阪急水無瀬駅を結ぶ楠公道路の歩道の樹木にイルミネーションランプを飾り付け、やわらかな光でみなさんを包み込む島本町イルミネーション。寒い季節に心和ませてくれるイベントです。点灯時間は17時から25時までです。
⇒平成24年3月、「館内催し」分野に登録
「かぐや姫の夕べ」は、島本町の竹を保全育成するボランティア団体、島本竹工房が開催しているもので、地元の高校の吹奏楽部によるポップスや童謡などの演奏のほか、雅楽や舞楽の披露などが行われており、竹灯篭から溢れる柔らかなやさしい光に包まれながら、ゆったりとした、晩夏の夜のひと時を楽しむことができるイベントです。
⇒平成23年3月、「館内催し」分野に登録
水無瀬の滝は、天王山の西尾根から発した滝谷川が、天王山断層によって落ち込んでできた高さ約20メートルの滝です。
古くから歌にも詠まれた名勝で、後鳥羽上皇も観賞されたという記録が残っています。
名神高速道路の天王山トンネル出入口付近にあります。
⇒平成21年9月、「みどり・自然」分野に登録
乙女の滝は、水無瀬川(みなせがわ)の上流、尺代の山吹渓谷(やまぶきけいこく)にある高さ約50メートルの滝です。木々の間から見えるか細い流れは、清楚な乙女を連想させます。尺代の集落から1キロメートルほど上流にあります。
⇒平成21年9月、「みどり・自然」分野に登録
幹まわり約6.7メートル、高さ約20メートル、枝の広がり約31メートル。八方に太い枝を伸ばした巨大なスギで、樹齢800年といわれます。
地元では古くから神木の一つとして大切にされてきました。天狗の止まる木とされ、さわることも禁じられていたといいます。昭和52年、大阪府指定天然記念物に指定されています。
⇒平成21年9月、「みどり・自然」分野に登録
若山神社の境内西側に、幹まわりが2.5メートルを超える樹齢200年前後のツブラジイの巨樹が42本自生しています。中には、幹まわりが4.2メートルに及ぶものや、高さが32メートルに達するものもあります。
社叢(しゃそう・神社の森)として、古くから大切に保護されてきたと考えられ、平成元年に「大阪みどりの百選」に選ばれ、平成14年には大阪府指定天然記念物に指定されています。
⇒平成21年9月、「みどり・自然」分野に登録
後鳥羽上皇ゆかりの水無瀬神宮(みなせじんぐう)の入口、神門の右柱にあります。
安土桃山時代の大盗賊・石川五右衛門が、神宝の太刀を盗もうとして数日竹やぶの中に潜み、忍び入ろうとしたが、足がすくんで門内に入れず、門柱に自分の手形を押して立ち去ったと伝わります。この伝承にちなんで、今でも盗難よけのお札を受けに来る人が多いといいます。
⇒平成21年9月、「建物・まちなみ」分野に登録
JR島本駅前にある史跡桜井駅跡は、古代の宿駅の跡といわれます。『太平記』によると、延元元年(1336年)、足利尊氏の大軍を迎え撃つため兵庫に向かった楠木正成が、途中、桜井の宿(駅)で子の正行(まさつら)に遺訓を残して河内に帰らせたとあります。
駅跡は近代以降整備され、石碑の建立や敷地拡張などが行われました。大正10年には国史跡に指定されています。敷地内には、楠公父子の石像や多くの石碑が建ち、楠公にちなんだクスノキの木が生い茂っています。
⇒平成21年1月、「建物・まちなみ」分野に登録
JR島本駅前の西国街道に面した場所に、平成20年4月に正式開館しました。島本の歴史や文化を学び知る拠点です。
昭和16年に建設された講堂「麗天館」の建物を一部改修し、資料館として活用しています。町内の歴史スポットをパネルで紹介するほか、生活用具・農具や、発掘された出土遺物などを展示しています。
⇒平成21年1月、「建物・まちなみ」分野に登録
JR京都線の高槻駅と山崎駅の間に、平成20年3月15日に開業した新しい駅です。駅舎はベージュと茶色の落ち着いた色調で、三角形の屋根は、島本の山並みをイメージしてデザインされています。
この駅のホームに流れる列車接近警告音には、島本駅オリジナルのメロディとして、サントリーウイスキーのCMソングとして知名度の高い「人間みな兄弟~夜がくる」のメロディが使われています。町内にあるサントリー山崎蒸溜所は日本最初のウイスキー蒸溜所であり、「日本ウイスキーのふるさと」、「名水のまち」をイメージする曲を流すことで、島本町の魅力をアピールしています。
⇒平成21年1月、「建物・まちなみ」分野に登録
後鳥羽天皇(上皇)・土御門天皇・順徳天皇をまつります。後鳥羽上皇は水無瀬の地を愛し、離宮を建ててたびたび行幸されました。承久の変の後、隠岐に移られた上皇の遺志に基づき、上皇に仕えていた水無瀬信成・親成父子が水無瀬離宮跡に御影堂を建て、上皇の霊をまつったのがはじまりです。
客殿、茶室は国重要文化財に指定されています。境内には、大阪府内で唯一、名水百選に選ばれた「離宮の水」があります。また、神門には「石川五右衛門の手形」があります。
⇒平成21年1月、「建物・まちなみ」分野に登録
後鳥羽上皇ゆかりの水無瀬神宮の境内には、大阪府内で唯一、名水百選に選ばれた「離宮の水」があります。
この名水は、水無瀬川の伏流水を水源とし、昭和60年に環境庁(現・環境省)により「名水百選」に認定されました。島本町の水道水は、この名水と水源の一部を同じくする地下水を約9割使っていて、水がおいしいまちとして知られています。
⇒平成21年1月、「みどり・自然」、「食・生活」分野に登録
素盞嗚命(すさのおのみこと)をまつり、大宝元年(701)に行基が創建したと伝わる古社です。春は桜、秋は紅葉の名所として知られ、山間にある境内からは三川合流地点や男山を望むことができます。
自然豊かな境内にはシイ林などが広がり、大阪府自然環境保全地域、大阪みどりの百選に指定されています。境内に自生する42本のツブラジイの巨樹は、平成14年に大阪府天然記念物に指定されました。ハイキングコースの太閤道(たいこうどう)や大阪環状自然歩道に接し、ハイキング客も多く訪れます。
⇒平成21年1月、「建物・まちなみ」、「みどり・自然」分野に登録
旧西国街道沿い、山城と摂津の国境にあり、正面東には「従是東山城国(これよりひがしやましろのくに)」と刻んだ国界碑が建てられています。
創建は不祥ですが、祭神は大己貴命・天児屋根命、または大智明神とも伝わっています。古代の関所「山崎関」跡といわれ、平安時代に関所が廃止された後は、貴族や官人の宿泊施設「関戸院」が設けられました。
本殿は室町時代中期頃に建てられたといわれ、大阪府指定文化財となっています。
⇒平成21年1月、「建物・まちなみ」分野に登録
島本町を代表する河川である水無瀬川(一級河川)は、島本町北端の釈迦岳(しゃかだけ)付近に源流を発し、山間から平野部に至り、まちの中央を流れて淀川に合流しています。
古くから歌枕として知られ、万葉集以来、多くの歌に詠まれました。また、この川の伏流水は、名水百選に選ばれた「離宮の水」の水源となっています。
上流の尺代には、山吹渓谷、乙女の滝があり、多くのハイキング客が訪れます。また、尺代漁協が運営するあまご・マス釣り場では、アマゴ・ニジマス・イワナの渓流釣りが楽しめます。
中・下流では、川沿いに遊歩道が整備され、春は桜や菜の花、秋は紅葉が楽しめます。下流沿いに平成15年にオープンした水無瀬川緑地公園は、スポーツ活動や憩いの場となっています。
⇒平成21年9月、「みどり・自然」分野に登録
寿屋(現サントリー)の創始者・鳥井信治郎は、水がおいしく湿潤な気候で、ウイスキーづくりに適した島本村・山崎の地を選び、日本最初のウイスキー蒸溜所を建設、大正13年(1924年)から蒸溜を開始しました。
蒸溜所では、製造工程の見学や試飲を無料で行うことができ、年間を通じて多くの人が訪れます。工場内にはファクトリーショップもあり、蒸溜所でしか手に入らないオリジナルウイスキーや、ウイスキー関連のこだわりグッズがそろっています。
⇒平成21年1月、「建物・まちなみ」、「食・生活」分野に登録
⇒平成21年3月、「食・生活」分野で大阪ミュージアム・ベストセレクションに選定
島本町は、大阪府内有数のタケノコの産地として知られます。
阪急水無瀬駅周辺など町内の歩道には、名産のタケノコにちなんで、「たけのこ型」をしたポスト(柱)が、車止めや横断防止柵として設置されています。
⇒平成21年1月、「建物・まちなみ」分野に登録
島本町の登録物<外部リンク>