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2月16日(日曜日)に町立人権文化センターで、落語家の喜怒家哀楽さんが講師で、「落語の中の男女共同参画」と題した講演を受講してきました。
喜怒家哀楽さんは、茨木市の中学校の校長をされておられますが、平成13年に、毎日放送TVの「素人名人会」で「名人賞」を獲得され、平成29年には「社会人落語日本一決定戦」で見事チャンピオンとなり、第9代名人の称号を得ておられます。土日や祝日には、各地の自治会や敬老会等での「出前寄席」に引っ張りだこの日々を送っておられます。
今回の講演は落語をもとより、テンポの良いトークなどで会場は盛り上がり、予定時間を超えるほどの熱の入った講演会となりました。
江戸時代ごろに生まれた落語には、現代では考えられない当時の男女に関する価値観があり、男女共同参画について改めて考える機会となりました。
また、「昔の学校、今どきの学校」という内容もあり、今の学校は男女共同参画に対して、多くのことに取り組んでいることをご自身の経験からお話されておられました。最後には「笑うこと」「笑顔が大事」という言葉で締めくくっておられ会場に来られた方も満足されていたのではないでしょうか。
実は、私は喜怒家哀楽さんとは十数年前から親しくしていただいており、久しぶりに喜怒家哀楽さんの落語を聞き、大笑いしました。笑うことの大切さを実感した時間でもありました。
(横山 寛)