本文
令和6年度新型コロナウイルス感染症定期予防接種について
高齢者を対象に、新型コロナウイルス感染症の定期予防接種を実施します
令和6年度以降の新型コロナワクチンは予防接種法上、季節性インフルエンザと同様の「B類疾病の定期接種」として位置づけられ、個人の重症化予防を目的として実施します。
接種は有料となります。
ワクチン接種は強制ではありません。ワクチンの効果と副反応のリスクの双方について理解し、ご本人の意思に基づいて接種をご判断いただきますようお願いします。
厚生労働省新型コロナワクチン定期接種リーフレット(令和6年10月版) (PDF:1.69MB)
厚生労働省新型コロナワクチンQ&A(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
対象者
- 町内在住の65歳以上の方
- 町内在住の60歳から65歳未満のかたで、心臓、腎臓、呼吸器の機能に、自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有するかた、およびヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有するかた
持ち物
接種当日は、年齢確認のため、健康保険被保険者証などをお持ちください
接種期間
10月1日(火曜日)~12月31日(火曜日)
※時間は各医療機関の診療時間内
接種回数
実施期間内に1回
費用
3,000円
※生活保護世帯のかたは無料、事前にすこやか推進課までお問い合わせください
使用ワクチン
定期接種に使用するワクチンとして国において薬事承認を受けたもの(JN.1系統)
・ファイザー社JN.1系統対応1価mRNAワクチン
添付文書 コミナティ筋注シリンジ12歳以上用 (PDF:337KB)
・モデルナ社JN.1系統対応1価mRNAワクチン
添付文書 スパイクバックス筋注 (PDF:529KB)
・武田薬品工業社JN.1系統対応1価組換えタンパクワクチン
添付文書 ヌバキソビッド筋注 (PDF:512KB)
・第一三共社JN.1系統対応1価mRNAワクチン
添付文書 ダイチロナ筋注 (PDF:353KB)
・Meiji Seika ファルマ社JN.1系統対応1価mRNAワクチン
添付文書 コスタイベ筋注 (PDF:365KB)
※医療機関により使用するワクチンは異なります
ワクチンの効果について
新型コロナワクチンは、有効性や安全性が確認された上で薬事承認されており、さらに、国内外で実施された研究において、新型コロナ感染症による入院などの重症化を予防する効果が報告されています。
2023/24シーズン(令和5年度秋冬の接種)で用いられたオミクロンXBB.1.5系統対応ワクチンの効果として、新型コロナ感染症による入院を約40から70%程度予防した等の報告が国内外で行われています。
他のワクチンとの同時接種について
新型コロナワクチンは、医師が特に必要と認めた場合に、インフルエンザワクチンや高齢者に対する肺炎球菌ワクチンと同時接種が可能です。
ワクチンの副反応について
主な副反応として、注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み等がみられることがあります。また、稀な頻度でアナフィラキシー(急性のアレルギー反応)が発生します。
各社のワクチンについて、以下のような副反応がみられることがあります。
また、頻度は不明ですが、重大な副反応としてmRNAワクチンについては、ショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎、組換えタンパクワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
アナフィラキシーの症状について
薬や食物が身体に入ってから、短時間で起きることのあるアレルギー反応です。
じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合を、アナフィラキシーショックと呼びます。
アナフィラキシーは特定のワクチンだけに起きるものではなく、様々な医薬品やワクチンの投与後に報告されています。
予防接種後に、息苦しさなどの呼吸器症状がみられれば、医療機関で、まず、アドレナリン(エピネフリン)という薬の注射を行います。その後、症状を軽くするために、気管支拡張薬等の吸入や抗ヒスタミン薬、ステロイド薬の点滴や内服なども行います。
心膜炎や心筋炎について
頻度としてはごく稀ですが、新型コロナワクチンの接種後に、心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。
厚生労働省新型コロナワクチンQ&Aより「心筋炎や心膜炎について」(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
副反応を疑う症状で医療機関を受診したい場合
新型コロナワクチン接種後、副反応を疑う症状で医療機関を受診したい場合、まずは身近な医療機関や、ご自身が接種を受けた医療機関にご相談ください。
また、接種後の症状等から、より専門的な対応が必要であると判断された場合、相談を受けた医療機関や接種医等から、専門的な医療機関を紹介されることもあります。(専門的な医療機関への受診にあたっては、原則、地域の医療機関からの紹介状が必要となります)
※緊急を要する症状の場合は、119番へお掛けください。
接種場所(島本町予防接種委託医療機関)
※集団接種はありません。
- 尼子小児科医院
若山台2-6-5-101(電話075-962-0797)
- 上田医院 (注意1)
青葉1-6-3(電話075-962-3409)
- ごう内科クリニック
江川2-11-11(電話075-962-5255)
- 腎・泌尿器科いとうクリニック
江川2-16-7(電話075-874-4775)
- 関内科医院(注意1)
東大寺3-1-33(電話075-962-3456)
- 高島クリニック
山崎2-1-8(電話075-963-0555)
- なかこうじ内科循環器内科(注意2)
水無瀬1-23-4(電話075-963-2277)
- 楠薫堂医院
青葉2-16-14(電話075-961-0369)
- 西本医院
広瀬3-6-1(電話075-961-0107)
- ふじよし医院
広瀬4-12-3(電話075-962-2582)
- 水無瀬病院
高浜3-2-26(電話075-962-5151)
- よりふじ胃腸内科・内科クリニック
桜井2-6-17(電話075-963-1010)
(注意1)上田医院、関内科医院はかかりつけのかたのみ接種します。
(注意2)なかこうじ内科循環器内科はかかりつけの方以外は電話で予約をお願いします。
(注意3)島本町内の委託医療機関以外の高槻市内、豊中市内、池田市内、吹田市内、茨木市内、箕面市内、摂津市内、豊能町内及び能勢町内の委託医療機関でも接種できます(大阪医科薬科大学病院は依頼書が必要)。それ以外の市町村で接種をご希望の方は以下の「島本町委託医療機関以外で予防接種を希望する方へ」をご覧ください。
(注意4)予診票・説明書の受取りなどは、委託医療機関かふれあいセンターすこやか推進課でお渡しします。
予約方法
医療機関へ直接予約
※コールセンターや町のweb申し込みはありません。
その他
接種券は使用しないため、個別通知はしません。
令和5年度までに送付した接種券、予診票はお使いになれません。
任意接種について
定期接種以外で接種をご希望の方は「任意接種」として接種を受けることができます。
費用は、全額自己負担となります。
相談窓口
大阪府 副反応相談窓口(コールセンター)
- 開設期間 令和6年10月1日から令和7年3月31日まで
- 開設日 開設期間中の平日(但し、令和6年12月30日から令和7年1月3日を除く)
- 開設時間 9時から18時まで
- 電話番号 06-7713-1778
- FAX番号 06-7223-8319
- 外国語対応 英語、中国語(北京語)、韓国語、ベトナム語
厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口
- 開設時期 令和6年10月1日から
- 開設日 平日(年末年始は除く)
- 開設時間 9時から17時まで
- 電話番号 0120-469-283
- 対応言語 日本語のみ
予防接種健康被害救済制度
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。
接種日や、定期接種か否かによって、対象となる救済制度が異なります。
対象となる救済制度
- 令和6年10月以降の定期接種…予防接種健康被害救済制度のB類疾病の定期接種として市町村に請求
- 令和6年3月31日までの接種…予防接種健康被害救済制度のA類疾病の定期接種・臨時接種として市町村に請求
- 令和6年4月以降の任意接種…医薬品副作用被害救済制度で(独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)に請求
予防接種健康被害救済制度について(厚生労働省ホームページ)<外部リンク>
医薬品副作用被害救済制度((独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)ホームページ)<外部リンク>