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現在の役場庁舎は昭和47(1972)年11月に建設されたもので、耐震診断では、震度6強以上の揺れを受けた場合、倒壊または崩壊する危険性があると診断されているなど、「耐震性能の不足」「建物の老朽化」「バリアフリーへの対応」などの問題を抱えており、早急な対応が求められていました。
町では、これらの課題解決に向けて検討を重ね、平成30(2018)年には「島本町役場庁舎耐震化方針」を策定し、現役場庁舎敷地内で建て替える方針を決定しました。その後、令和元(2019)年に「島本町新庁舎建設基本計画」を策定、令和2(2020)年度には公募型プロポーザル方式により設計業者を決定し、この度、実施設計が完成しました。
今後は、町議会での工事関連予算の審議を経て、令和5年4月からの工事着工に向けて事務を進める予定です。今後も随時、広報やホームページにおいて事業の進捗をお知らせします。
令和元(2019)年6月に策定した「島本町新庁舎建設基本計画」では、基本理念とその実現に向けて6つの基本方針を掲げています。
命をつなぎ 夢をはぐくむ 安心して集える親しみのある庁舎
~みづ清らかで自然あふれる未来へとつながる縁~
基本理念と基本方針を踏まえ、誰にとってもわかりやすく、安心して利用できる庁舎、柔軟で環境に配慮した庁舎を実現する3つのコンセプトにより基本設計を作成しました。
(注)パーゴラ:組んだ材に蔓をはわせた日陰棚のこと。
(注)SDGs:2015年9月に国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている2016年から2030年までの国際目標
鶴ヶ池広場から見た新庁舎イメージ
2階待合ロビーイメージ
外観イメージ
議場イメージ
(注意)現時点の予定であり、変更する場合があります。